「え~埼玉県民?田舎だし…」男性選びの条件がズレたまま婚活30年。着る服や話題も“ご縁を遠ざけた”理由とは

「え~埼玉県民?田舎だし…」男性選びの条件がズレたまま婚活30年。着る服や話題も“ご縁を遠ざけた”理由とは

ミドル世代のほうが「恋愛→結婚」の順序にとらわれる

松田さんは、今も「できたら高身長の相手がよいし、埼玉県民より東京都民がいい」そうです。

筆者は思わず、「介護の可能性も視野に入れたら、小柄な男性もいいんじゃない」と突っ込んでしまいました。結婚後の幸せにあまり関係がないような条件であっても、手放せないようなのです。

これは、“60代なのに高望み”というより、若いころにトレンディドラマが流行り、恋愛へのあこがれが今の若い人より強い世代なのではないでしょうか。

結婚相談所パートナエージェントが20~59歳男女に行った「世代別の結婚観・恋愛観アンケート調査」によると、「恋愛感情を抱けそうな相手であれば、結婚してから恋愛すればよいと思うか」という問いに対し、男女とも20代の方がこの考えに同意する人が多く、年齢が上がるほど同意しないことが分かります。

恋愛観調査==========

「恋愛感情を抱けそうな相手であれば、結婚してから恋愛すればよい」と思う割合

・20代:女性 37.9% /男性 50.0%

・30代:女性 24.1% /男性 39.2%

・40代:女性 26.5% /男性 26.8%

・50代:女性 25.1% /男性 19.3%

※2025年4月16~17日、調査対象・20~59歳男女2024人、インターネット調査

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結婚相談所「パートナーエージェント」広報の平田さんは、こう話します。

「20代は合コン経験者も少なく、マッチングアプリに親しんでいます。効率よく結婚前提の相手を探し、徐々にお互いを知っていくというプロセスに抵抗がありません。一方、トレンディドラマなどの影響で“結婚は恋愛した相手とするもの”という思い込みがあるのは、上の世代かもしれません」

思えば、ディズニー映画も今は王子さまが登場しないし、流行るコンテンツにも恋愛要素が減っています。ここ10年で、社会現象化したドラマや映画で、恋愛・結婚をテーマにしたものとしては『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)が思い浮かびますが、これも恋愛を飛ばした契約結婚がテーマでした。

婚活は若いほうが有利なのは当然ですが、若い世代は恋愛へのこだわりが薄いのに対し、恋愛至上主義だった1980~1990年代に多感な時期を過ごした世代ほど、恋愛への執着が捨てられないのではないでしょうか。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt



配信元: 女子SPA!

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