音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、いつも開園前に子どもを預け、お迎えは規定よりも遅い19時過ぎ。休日保育の利用頻度も高く、ベテラン保育士の青井先生が「代休を取っていただかないと、お子さんも疲れますよ」と伝えても、「保育園なんて遊んでお昼寝してるだけじゃないですか〜」と笑うのです。
先生は「お父さん、お母さんと過ごす時間を大切にしていただきたい」と、あいかのことを諭しますが、当の本人は「子どもをかわいそうにしないために保育士がいるんでしょ!」……。
あいかは憤慨したまま保育園を後にしますが、怒りが収まらないのか翌日の連絡帳には何も書かれておらず、先生たちはやれやれといった表情です。
親がどんなに横柄でも子に罪はなく、気にかけていると…?
















あいかの携帯に電話をしても出ず、職場に連絡すると「本日はお休みです」……。
さらには父親の携帯にかけても「僕からも妻に……」と電話を切られ、先生は怒りのあまりに絶句してしまうのでした。
先生が絶句してしまうのも当然……! 仕事に追われるパパの状況も理解できますが、まずは仕事を抜けられないかどうか、上司にかけ合うこともできたのではないでしょうか?
また、子どもを保育園に預けながら出勤していないあいかの状況に、疑問を抱く人がいるかもしれませんが、保育園の利用は就労に限られません。保護者自身が病気の場合や家族の介護、求職活動なども「保育を必要とする事由」として認められています。一方で、保護者のリフレッシュ目的での預かりを認めるかどうかは、自治体や各園の判断によって対応が分かれているのが現状です。
いずれにしても、発熱で苦しい思いをしているのにたらい回しのような状況では、何より、子どもがかわいそうですよね。連絡先優先順位の1番目が母親だったとしても、母親が電話に出られなかったケースを想定し、スムーズに対応できるように夫婦で話し合っておくことが大切です。
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著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

