1.飼い主さんを信頼している
猫は、非常に警戒心が強い動物です。野生時代に狩猟をしていたこともあり、背後などの死角からの攻撃は命取りになるため、本能的に背中を守ろうとします。そのため、お尻を向けて寝るのは「信頼」の証といえそうです。警戒する相手には、背中やお尻を見せることは一切ありません。
飼い主さんにお尻を向けて就寝できるということは、家の中が安心できる空間だと感じている証拠です。家の中に敵はいないと分かっているのでしょう。なんにせよ、猫と信頼関係を築けていることの証明といえます。
この行動は、猫が子供だったときの名残も影響しています。まだ敵と戦う力がない子猫は、母猫に自分の背後を守ってもらうのです。このことから、飼い主さんのことを母猫のように慕っているとも考えられます。
2.飼い主さんを守りたい
あまり知られていませんが、猫は自分の家族や仲間を守ろうとすることがあります。犬のように群れで狩猟をするわけではありませんが、信頼できる仲間とお互いの背中(死角)を守り合うようにして、身を寄せて眠る習性があります。飼い主さんの前に立つことで、飼い主さんを守っている気分になっているのかもしれません。
とはいえ、もともと家の中で飼われている猫は、野生の猫ほど警戒心が強いわけではありません。飼い主さんをガードするうちに、うっかり眠ってしまうこともあるでしょう。その結果、お尻を向けて寝てしまうこともあるようです。
また、テリトリー意識が関係している可能性もあります。飼い主さんを頼れる仲間だと認識しており、「後ろは任せた!」といっているのかもしれません。

