夫の不倫相手が「女子高生」だった…学校に連絡すべき?「サレ妻」が知るべき法的ポイント

夫の不倫相手が「女子高生」だった…学校に連絡すべき?「サレ妻」が知るべき法的ポイント

●学校に連絡すれば「名誉毀損」の可能性

──高校生の住所がわからない場合、学校に連絡すると、妻が法的責任を問われる可能性はありますか。学校に連絡せずに連絡先を把握する方法はありますか。

職場内不倫のケースで、妻が夫の勤務先に連絡するような場合と同じように、学校に連絡した場合も名誉毀損にあたる可能性があるため、注意が必要です。

一方で、携帯電話番号がわかっている場合には、弁護士に依頼して、弁護士会照会などの方法を用いて、相手の連絡先を調査する方法も考えられます。

●夫が「刑事責任」を問われることも

──不倫相手が未成年の高校生だった場合、夫が刑事責任を問われる可能性はありますか。

状況によっては、青少年健全育成条例違反、児童福祉法違反のほか、年齢や関係性次第によっては、不同意性交等罪が成立する可能性もあります。

慰謝料請求する際には、不倫相手である未成年者が刑事事件において被害者となり得る立場である点も踏まえて、慎重な対応が求められるでしょう。

【取材協力弁護士】
木下 貴子(きのした・たかこ)弁護士
離婚・親権・養育費の分野で1300件以上の案件を扱う。「離婚後の親子関係の援助について」「養育費」をテーマに講演。離婚調停での「話し方」アドバイスブックはこれまでに2万人以上が利用している。著書「離婚調停は話し方で変わる」「離婚回避・夫婦関係修復につなげる話し方の技術」がAmazon法律部門他ランキング第1位獲得。
事務所名:多治見ききょう法律事務所
事務所URL:https://tajimi-law.com

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