長男が6歳の夏、ランドセル準備の話になりました。ランドセルのお金は自分たちが出すからと言ってくれた義両親。金銭面の負担に悩んでいた私たちは素直に甘えることにし、息子が気に入ったランドセルを購入したのですが……。
ランドセルはあっさり決まって
夫も私も長男の希望のランドルセルを探すために、お店に何回も足を運ぶ覚悟をしていました。そんなとき、別の用事で家の近くにある大型のホームセンターに行くと、いくつかランドセルの展示が。夫と「デパートとかショッピングモール以外にもあるんだね」とランドセルを見ていると、なんと長男は「これがいい」とその場で即決したのです。
選んだのは、メタリックブルーに黒のラインが入ったデザイン。値段も3万円台の価格帯。夫の両親にお金を出してもらうので、リーズナブルな価格であることにひと安心でした。なにより長男が自分で選んだのだからと、私も夫も納得して購入しました。
ランドセル購入を報告して安心したのに
夫の両親には、購入したランドセルが届いてから報告しました。ランドセルを背負って「かっこいいでしょ!」とポーズを決める長男を見て義父も義母もニコニコ顔。ところが、ランドセルを見せに行ってから1カ月ほどして、夫に義母から驚きのメールが届きました。
それは「なぜあんなに安いランドセルを選んだのか」という内容だったのです。

