義両親の不安はどこから?
どうやら義母は、スーパーでたまたま同級生に会い、相手から「自分の孫のときにはランドセルは百貨店に行って質の良いものを選んだ。お祝いなんだから高いほうがいい」と言われたのだそう。わざわざ気を使わせて長男に安いのを選ばせたのではないか、と義母は思って落ち込んでしまったようでした。
ランドセルは質も値段もいろいろあって、選ぶ基準もいろいろある。その中で、値段以上に長男が気に入って、6年間の小学校生活で大事に使ってくれるものを選びたかったことを義両親には改めて伝えました。すると、長男が自分で選んだから決めたこと、「この青色が一番かっこいい」と喜んでいることを、義母も理解してくれたようでした。
義母は安心してくれましたが、義両親からのお祝いの気持ちを軽く考えてしまっていたかなと夫婦で反省しました。一緒に選びに行ったり、先に選び方について伝えておいたりと、配慮する必要があったのかもしれないと感じています。今後もし同じような機会があったときには、必ず相手の気持ちを考えた行動を心がけたいと思います。
著者:秋本かなこ/30代女性/2017年生まれと2021年生まれの兄弟のママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

