介護に疲れたらどうすればいい?利用できるサービスやセルフケアについて解説

介護に疲れたらどうすればいい?利用できるサービスやセルフケアについて解説

介護疲れの対処法

介護疲れの対処法

介護の疲れを軽減させるためにできるセルフケアを教えてください

介護を続けるうえで、自身の心と身体を整えるセルフケアは欠かせません。

まず意識したいのは、短い休息時間を取ることです。1日5〜10分でも深呼吸をしたり、お茶を飲んで一息ついたりするだけで、気持ちが落ち着きます。次に、軽い運動やストレッチを取り入れましょう。ウォーキングや体操は血流を促し、ストレス解消にもつながります。

また、介護中は自身の食事を後回しにしがちですが、野菜やたんぱく質を意識的に摂ることが大切です。さらに、趣味や好きなことを楽しむ時間も忘れないようにしましょう。音楽を聴く、ドラマを見るなどの小さな楽しみが、心の支えにつながります。

疲れや不安を感じたときは、日記やメモに気持ちを書き出すのも効果が期待できます。日々の小さなセルフケアが、介護を続ける力になります。

介護負担の軽減につながるグッズはありますか?

介護の負担を軽減するには、身体の状態や介助内容に合った介護グッズを取り入れることが重要です。

例えば、スライディングボードや起立補助機器は、ベッドや車いす間の移乗や立ち上がりを安全に行う際に役立ち、腰への負担を減らします。電動ベッドも姿勢を調整しやすく、介護者と要介護者の双方にとって快適な介護環境をつくる助けになります。

また、ストロー付きコップやシリコンスプーンなどの食事補助具は、本人の自立を促しつつ介助の手間を軽減できます。さらに、ポータブルトイレや防水シーツ、身体拭きシートなどの衛生ケア用品は、清潔を保ちながら片付けの負担を減らしてくれる便利なアイテムです。

これらのグッズは介護用品店やネット通販で購入でき、介護保険のレンタルおよび購入補助の対象となる場合もあります。このような道具を活用することで、介護環境を整え、心身の負担をやわらげられます。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで介護に疲れたらどうすればいいのかについてお伝えしてきました。

介護に疲れたらどうすればいいのかについて、要点をまとめると以下のとおりです。

介護疲れの主なサインとして、身体面では疲労感が抜けない、頭痛、肩こりや腰痛が続く、眠れない、食欲がない、イライラや不安、気力の低下、物忘れの増加、外出や身だしなみへの関心の薄れなどが挙げられる

介護疲れを感じたら、一人で抱え込まず地域包括支援センターやケアマネジャーなどの専門機関、専門職に相談し、支援を受けることが大切

介護を続けるには、短い休息や軽い運動、栄養ある食事、趣味の時間を取り入れ、心と身体のバランスを整える時間をつくることも必要

介護疲れは、身体的、精神的、経済的な負担が重なることで、誰にでも起こり得ます。無理を続けると、うつや介護放棄など深刻な事態に発展することもあります。早めに地域包括支援センターやケアマネジャーへ相談し、レスパイトケアなどの支援を活用しましょう。

また、短い休息や軽い運動、介護グッズの活用などのセルフケアも大切です。自身をいたわりながら、無理のない介護を心がけることが、長く続けるための第一歩です。

本記事が少しでも介護に疲れたらどうすればいいのかについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

参考文献

令和6年度 健康実態調査結果の報告|厚生労働省健康・生活衛生局総務課

介護者の抑うつ状態や介護負担感と『介護に関する困ったことや要望」に関する自由記述との関連|J-STAGE

長期間の介護継続における介護者の疲労感および生活満足感の変化に関する研究|J-STAGE

公的介護保険で受けられるサービスの内容は?|公益財団法人 生命保険文化センター

公表されている介護サービスについて|厚生労働省

レスパイトケア|一般社団法人 日本医療・病院管理学会

Ⅰ 高齢者虐待防止の基本|厚生労働省

配信元: Medical DOC

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