出産後に病院から振る舞われる「お祝い膳」。それは、必死な思いで出産を終えた私にとって、何よりの楽しみでした。しかし、このお祝い膳を巡って夫の身勝手な本性が露呈することに……。産後で体が思うように動かない時期に起こった信じられない出来事は、夫の人間性さえ疑うほどの内容でした。
産後の楽しみといえば、お祝い膳
緊急帝王切開で息子を出産し、慣れない育児と手術の傷あとの痛みに心身ともにボロボロだった私。そんな私の大きな支えとなっていたのが、退院前に病院から出る「お祝い膳」でした。その日を楽しみに、過酷な夜泣き対応や授乳を必死に頑張っていたのです。
ある週末、お見舞いに来た夫にお祝い膳の話をすると、「俺もその日は仕事を早く切り上げるから、一緒に食べたい」と提案されました。
「俺の都合に合わせるのが当然」と病院に無茶振り
私がお世話になった病院では、お祝い膳は退院前日の夕食に出る決まりでした。その後の診察で、退院前日が木曜日になると告げられたため、私は息子に会いに来た夫にその旨を伝えました。
すると夫は「木曜日は都合が悪い。俺もお祝い膳を一緒に食べたいから、退院日を翌日にずらしてほしい」と、翌日、勝手に病院へ電話を入れたのです。
病院側は変更は難しいと断ったようですが、夫は「仕事をしている俺に合わせるのが当たり前だ。日取りも悪いし変更しろ」と無理を言い、退院日を1日遅らせてしまいました。巡回に来た看護師さんからこの話を聞かされたときは、あまりの衝撃に言葉を失いました。

