
上白石萌歌と生田斗真がW主演を務めるドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第2話が1月17日に放送された。一葉(上白石)の先輩でモテるけど結婚できない紺野(宮澤エマ)に焦点を当てたストーリーが展開。SNSでは「めちゃくちゃ分かる」と反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
■現代人の悩みを“動物の求愛行動”から解き明かす
本作は、瀬那和章による同名小説が原作で、仕事、恋愛、人間関係など、現代人が抱える悩みを“動物の求愛行動”から解き明かし、幸せになるヒントを描くアカデミック・ラブコメディー。仕事も恋も中途半端な雑誌編集者・柴田一葉を上白石が、動物の求愛行動にしか興味がない人間嫌いの動物学者・椎堂司を生田が演じる。
■アリアの不機嫌と新たな恋愛相談
仕事も恋もどん底の編集者・一葉(上白石萌歌)は、幼い頃から“神”と仰ぐ憧れのカリスマモデル・アリア(シシド・カフカ)のゴーストライターとして、恋愛相談コラムを書くことに。恋愛に全く自信のない一葉は、“恋愛スペシャリスト”とうわさの准教授・司(生田斗真)に相談するが、クールなイケメンの司は人間の恋愛に興味ゼロ。専門は野生動物の求愛行動という、かなりの変わり者だった。
一葉は、司が熱く語る動物たちの求愛行動をヒントにコラムを執筆。するとコラムは予想外の反響を呼び、休刊寸前だった生活情報誌「リクラ」の部数も回復していく。「この調子なら休刊は免れるかも…」と期待する一葉だったが、鬼の編集長・藤崎(小雪)は「次号でこの雑誌がなくなることを大々的に告知します」と宣言し、休刊に向け着々と準備を進めていた。
プライベートでは、5年付き合った彼氏・真樹(三浦リョウ太)にふられてしまった一葉。何とか気持ちを整理したものの、「引っ越し代がないから、しばらく住ませて」という真樹の頼みを断りきれず、同居することに。優柔不断な一葉に、先輩編集者・紺野(宮澤エマ)は「甘い。私だったら、とっととたたき出してる」とバッサリ。勝気な性格が災いしてか、ここ5年以上彼氏がいない紺野は、同期でアウトドア雑誌編集者の安原(笠原秀幸)と顔を合わせればけんかばかりだった。
一方、アリアは一葉のコラムを読んで突然激怒し、「この企画から降りる!」と言い出す。マネジャー・宮田(柄本時生)の説得で何とか収まるものの、アリアはコラムの内容に強い不満を抱えている様子だった。そんな中、次のコラム相談が決定。
「マッチングアプリではたくさん連絡が来るのに、やり取りをしていると自然に途切れてしまう。どうしたらちゃんと誘われますか?」という婚活中の30代女性からの悩みだった。モテた経験のない一葉には理解できない相談だったが、紺野は「私はちょっと分かるな」と共感。紺野もまた、“結婚できないモテ女”だったのだ。

■30代女子の等身大の恋愛に「めちゃくちゃ分かる」共感の声
そんな矢先、一葉のスマホに司の助手・村上(片岡凜)から一本の電話が入る。「柴田さん!助けて!」ただならぬ様子に、一葉は慌てて司の研究室へ。村上から「司先生が元気をなくしているので、元気づけてほしい」と頼まれる。そこには、暗いオーラを放ち、茫然と椅子に座る司の姿があった。理由を聞くと、クマの求愛行動を観察できないまま後尾が始まってしまったからだという。
気分転換にと、一葉は司を外へ連れ出し「クマちゃん焼き」をごちそう。司も次第に元気を取り戻していく。しかし、オフィスに戻った一葉が肝心のコラム企画に煮詰まっていると、アリアが突然編集部に現れる。相談内容について意見を求めると、「ずっと受け身で生きてきたんだ。時間が無限にあると思っている」とバッサリ言い放つ。
その夜、紺野と橘(仁村紗和)と女子会をしていた一葉。男性からよく誘われるのに恋人ができない紺野の話を聞き、一葉は「恋に落ちるのが下手?」とつぶやく。その一言に、紺野も腑に落ちたような表情を見せる。
後日、一葉は安原(笠原秀幸)が結婚することを知る。入社当時、紺野のことが好きだった安原は、関係が壊れることを恐れて思いを伝えられず、新しい恋へ進んでいたのだった。一方、その事実を知った紺野は一葉の前で泣き崩れる。実は紺野も安原のことが好きだった。しかし、家族の介護や自分の弱さを見せられない性格など、30代ならではの悩みを抱え、思いを伝えられずにいたのだ。
「恋が下手」という言葉とコラムの答えに悩む一葉は、司の研究室を訪れる。テーマは、“恋が下手”と言われるジャイアントパンダ。一年のうち数日しか妊娠できないパンダは、尿で発情期を知らせ、必死にツガイを探すという。
その話を聞いた一葉は、人間は「勝手にブレーキをかけて奇跡を見逃しているのかもしれない」「必死さが足りないのかも」と気付き、恋愛コラムを書き上げる。完成したコラムはまたも大好評。しかし、一葉は編集長から「やりたいことがないなら辞めなさい」と厳しい言葉を投げかけられてしまった。
そんな中、恋愛コラムを読んでいたアリアは、監修にある「司」の名前に目を留め、不機嫌な表情に。「3年前のあのこと、話したの?」「回答次第では許さない」。そう宮田(柄本時生)に告げ、司とのただならぬ関係を匂わせた。
紺野の不器用な恋愛模様にSNSでは共感者が続出。「確かに人間は不器用で動物達みたいにシンプルに伝え合えたらどんなに素敵なんだろう」「伝えたいことが仕事や人生などに共通することが多く良い」「めちゃくちゃ分かるよ~~」「すごい見応えある」など反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記

