
2025年から2026年にかけての冬休み、普段はローマの観光地に足を向けないイタリア人も押し掛けた場所があります。
それは開業したばかりの地下鉄C線コロッセオ駅です。
工事中に貴重な出土品が次々発掘され、なかなか進まないC線は、イタリア人のあいだでも笑い話になるほど。
実際、現在もヴェネツィア広場駅の工事は発掘との戦いとされ、地下80mまで掘り起こしているというニュースもありました。
先にオープンした「博物館駅」サン・ジョヴァンニも壮観でしたが、コロッセオ駅はまさにローマのシンボルの入り口。
考古学者から建築家、大学の専門家が数多くが参加し、非常に美しい駅になりました。
コロッセオのお膝元だけあり、展示されている考古学的遺物は超一級品。
発掘されたときのままの井戸はそのまま残され、当時の人びとが祈りのために捧げたアイテムを見ることができます。
駅の構造時代はとてもモダンであるため、古代と現代の調和が壮大。駅の改札口を抜けて目の前に見えるのは本物のコロッセオ。まさにイタリアならではの光景です。
ちなみにローマの地下鉄C線の建設には、日本の日立の技術も活用されていて、日本人としては誇らしい限りです。


