音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、開園時間よりも早く子どもを預け、規定よりも遅い19時過ぎのお迎えが常態化しています。
休日保育の利用頻度も高く、ベテラン保育士の青井先生が代休取得の必要性を伝えても軽く受け流すばかりか、「ご家族との時間を大切にしていただきたい」と諭しても、「子どもをかわいそうにしないために保育士がいるんでしょ!」と逆ギレする始末。怒りが収まらないのか、翌日の連絡帳は真っ白だったのです。
その日のこと、顔の火照ったはるとくんの体温を測ると38.5度……。先生があいかの携帯に電話をかけるも応答はなく、職場に連絡をすると「本日はお休みです」とのこと。
父親の携帯にかけても「僕からも妻にかけてみるので……」と一方的に電話を切られ、先生は絶句してしまいます。
子どもの発熱を伝えようにも、折り返しの電話もなく…?
















折り返しの連絡がないばかりか、再度の電話をしても応答がなく、先生は「あの家、いったいどうなってるんですかね……」と思わずにはいられないのでした。
この日、あいかは仕事が休み。とはいえ、仕事以外にもやるべきことがあり、忙しかったのかもしれません。また、親と連絡がつかない場合、親に何かが起きた可能性も否定できませんよね。しかし、保育園の先生は父親にも連絡をしているのですから、ここまでなしのつぶてでは、不審に思われても仕方ないのではないでしょうか?
そして、発熱しているのになかなかお迎えが来ないはるとくんの不安はもちろん、感染症対策のために先生たちはバタバタ。特に三國谷先生は、すでに残業です。保育園から緊急の電話が入り、即座の対応が難しい場合であっても、大変なのは親だけでなく先生も一緒……。そのことを頭の片隅にでも置いておけるといいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

