【名古屋名物のあの手羽先揚げ】作り方
①手羽先を1本あたり10か所くらいフォークか包丁で穴をあける
こうすると味がしっかり中まで通りやすくなるそう。タレへの漬け込み時間は0分というのがうれしいです。
穴を開ける(写真:アウちゃん)
②手羽先1本1本に片栗粉をまぶして、火をつけたフライパンに並べる
ゆっくり片栗粉をまぶしていたら、先にフライパンに入れた手羽先が焦げちゃうのでは? と心配になりますが、みきママが言うには、「順番に並べていくけど直ぐには揚がらないので心配しなくて大丈夫」。
この時点で油はまだ引いていません。
油を入れずに並べる(写真:アウちゃん)
③手羽先の上から大さじ1.5の油を回し入れ、8分揚げ焼きにする
④8分たったらひっくり返し、さらに8分焼く(合計16分)
ポイントは8分間一切触らないこと。触ると温度が下がるらしいです。ひっくり返して焦げていないか確認したい気持ちをぐっと押さえて、8分後にひっくり返しました。
触らずにじっと待つ(写真:アウちゃん)
計16分焼くことで、表面の水分がじっくり飛んでカリカリになるとみきママは言っていましたが、本当にカリカリ感も再現されてきた!
⑤両面とも焼き終わったら、一旦キッチンペーパーに手羽先を移す
画像は手羽先から油が出た後のフライパンです。大さじ1.5の油しか入れませんでしたが、みきママの動画と同じような絵になって「あんなに少ない油でよかったんだな〜」とホッと一安心。
手羽先から結構な量の油が出たようです。
脂がすごい!(写真:アウちゃん)
⑥タレを作るために、フライパンの油をキッチンペーパーで拭き取る
⑦フライパンに水、醤油、みりん、砂糖、鶏がらスープ、おろしニンニクを入れかき混ぜ、半量になるまで煮詰める
ぐつぐつ煮詰める(写真:アウちゃん)
⑧フライパンに手羽先を戻しよく絡むように混ぜ、少しタレが残っているくらいで火を止める
かなりタレが絡んでテンションが上がりました。これだけでも多分めちゃくちゃおいしいのですが、最後に大切な工程が待っています。
タレが絡んだ手羽先(写真:アウちゃん)
⑨手羽先にたっぷりと、白胡椒と黒胡椒を振りかける
子どもには少し辛いので、胡椒を振りかける前のタレ味のまま食べさせてあげるとよさそう。と、みきママが一言。なるほど、家族全員で食べられるのもポイントのようですね。
完成!(写真:アウちゃん)
手羽先を手で持ってみただけで、カリカリ感が伝わってきました。タレもたっぷり絡んでいますが、味の想像が全くできないので、さっそく食べてみます!
【名古屋名物のあの手羽先揚げ】実食
このおいしさは何なのよ!(写真:アウちゃん)
再現レシピを作って食べた後に言うことでもないのですが、名古屋名物の手羽先とはおそらく「山ちゃん」の手羽先のことですよね。実は筆者は食べたことがないんです。
しかし、この再現レシピを一口頬張った瞬間に、ウワァうま……。夫と2人で震えてしまいました。
かけすぎかと思った2種類の胡椒のパンチと甘くて濃厚なタレがもうめちゃくちゃ合います! まったく辛くないから不思議。
胡椒といっても塩胡椒ではないので、塩辛いということもない。山ちゃんの手羽先を食べたことのない夫婦でしたが、これがあの味であるならば、山ちゃんの手羽先をぜひとも食べてみたいと思ってしまった。
みきママが言うには、胡椒が口に残っている状態でビールを飲むと……もう最高! なんだとか。絶対合うよね! わかる〜と共感と興奮の嵐です。
白胡椒がおいしいのか? 全体的に甘辛いのが癖になるのか? このおいしさは何なのよ! と、よくわからないままあっという間に食べてしまいました。
7本しか作らなかったので、夫と取り合いになったことをひどく後悔。何本でもいける名古屋名物の手羽先! 次回は絶対に3倍の量を作るぞと誓ったのでした。
【総評】
もう一度作りたい度:★★★★★(翌日に3倍の量を余裕で食べられるくらいハマる!)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★☆☆(焦げに注意しなければいけないので難易度は高め)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★★(子どもは甘ダレで! 大人は胡椒たっぷり。家族全員がおいしく食べられる味なので★+10つけたいです)

