私は現在、ママライターとして自宅で執筆業をしています。この働き方を選んだ理由は、出産前まで勤務していた会社が慢性的に忙しく、その殺伐とした環境に耐えられなかったから。職場で妊娠を伝えたときも、微妙な空気になってしまい……。


年上女性はよく気づく
私は長らく不妊治療をしており、そのことを職場でオープンにしていました。晴れて妊娠し、職場で飲むお茶をカフェインレスにし始めたころ、年上の女性社員が尋ねてきたのです。
「もしかして、良いことありました?」。女性同士の会話なので、妊娠のことを聞かれているのだとわかり、正直に伝えることにしました。
仕事が増えるのは困る
「喜ばしいことだけど……戻ってきますよね?」。女性社員は妊娠を祝福してくれたものの、人が減るのはごめんといった表情。私は言いにくさを感じながらも、退職の意向を打ち明けました。
すると女性社員は「○○さん(私)の分の仕事、誰がするんですか?」と迷惑そう。私は、「今までも誰かが産休に入れば他の社員でカバーしてきたのだし、私1人辞めても会社は回りますよ」と作り笑いしました。
それでも女性社員は、語気を弱めずに「でも、残された人は大変になるじゃないですか」と言ったのです。

