円板状エリテマトーデスの治療
円板状エリテマトーデスは、日光の曝露を避けながら、薬物療法で治療することで改善を目指します。治療が遅れると病変が広がり、治すことができない瘢痕となってしまうため、早期に適切な治療を受けることが大切です。
薬物療法の中心となるのはステロイド薬や免疫抑制剤などの塗り薬です。症状のある部分に継続的に塗ることで、炎症を抑えて症状の改善を図ります。症状が強い場合は、病変部にステロイド注射を行うこともあります。
症状が広範囲にわたる場合や、外用薬だけでは効果が不十分な場合には、内服薬による治療が検討されます。
円板状エリテマトーデスになりやすい人・予防の方法
円板状エリテマトーデスは女性に多く見られる病気ですが、男性や他の年齢の方でも発症することがあります。明確な原因は分かっていないため、予防法は確立されていませんが、症状を悪化させる要因を避けることが重要です。
とくに、日光の曝露を避けるようにしましょう。症状は日光に当たった部分にあらわれやすく、悪化の原因になることが分かっています。外出時は日焼け止めの使用や帽子の着用など、十分な紫外線対策が重要です。
また、喫煙も症状の悪化に関係することが分かっているため、喫煙者は禁煙が推奨されます。過度のストレスや疲労も症状に影響を与える可能性があるため、規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。
すでに症状のある方は、定期的な通院と医師の指示に従った治療を継続することで、症状の進行を防ぐことができます。
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線維筋痛症参考文献
日本皮膚科学会「Q1全身性エリテマトーデスとはどういう病気ですか?」
National Library of Medicine「Discoid Lupus Erythematosus」

