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「大腸がん転移後の余命」はご存じですか?”大腸がん特有の症状”も医師が解説!

「大腸がん転移後の余命」はご存じですか?”大腸がん特有の症状”も医師が解説!

大腸がんの主な転移部位

大腸がんは全身に転移しやすいがんです。血行性転移しやすい臓器として、肝臓・肺・腹膜・骨・脳です。
肝臓に転移した場合は、初期の段階では症状がないのが特徴で、進行すると黄疸が出ます。
肺へ転移した場合も、初期症状はありません。がんが進行すると、咳・痰・息苦しさなど呼吸症状が出現します。
腹膜転移は、がん細胞が腹腔内に散らばった状態で、腹痛・腹水が溜まる・腹部膨満感・嘔吐などの症状が出るでしょう。
脳への転移は、転移した場所により症状が異なり、物が二重にみえる・うまくしゃべれない・麻痺が出る・痙攣・頭痛・吐き気などの症状が現れます。
骨への転移は稀ですが、転移すると痛み・しびれ・麻痺などの症状が出るでしょう。

大腸がんの症状

大腸がんは、早期の段階では症状がほとんどないといわれています。がんが進行するにつれて、大腸がん特有の症状が現れます。
ここでは、それぞれの症状について詳しく解説します。

血便

血便とは、がんを含める下部消化管出血により便のなかに血液が混じった状態または血液そのもののことをいいます。
大腸がんが腸内に発生すると、がん細胞が成長し周囲の組織に侵入したり、腸壁に潰瘍や炎症を引き起こしたりします。そのことが原因で腸内で出血が生じ、その血液が便に付着して排泄されるのです。
血便は、暗赤色~鮮血で目視で確認できます。出血している場所が直腸や肛門に近い場合、鮮やかな赤色の血便がみられます。
血便が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

便習慣の変化

大腸がんができると、がんにより腸管内が狭くなり便の通過が困難になります。そのため、便秘や下痢を交互に繰り返すようになるのです。
また、便の形状や排便の頻度が変化する場合もあります。
排便の状態が以前と違うと感じる場合は、腸内で異常が生じている可能性があります。気になる場合には医師に相談しましょう。

便の細小化・残便感

大腸がんになると、便が細くなり形状が変わります。腸管内にがんができることで、正常に便が通過できなくなり、細い便として排泄されている可能性があるのです。
また、排便後に便を出し切れていない感じが続くことがあります。これを残便感といいます。
腸内に何らかの問題が生じている可能性があります。

腹痛

大腸にがんができると、がんが腸管の内部を狭めたり閉塞させたりするため、腹痛や不快感が生じる場合があります。
痛みは持続することは少なく、腸管の蠕動運動に伴って間欠的に痛みが生じることが少なくありません。
がんにより、腸管が完全に詰まってしまうと腸閉塞を引き起こし、腹痛や嘔吐などを生じる場合もあります。

嘔吐

大腸がんによって腸閉塞を起こすと、嘔吐が生じる場合があります。
大腸がんが進行し腸管内でがんが大きくなると、腸管を狭くしたり完全に通り道を塞いでしまったりします。食べ物や消化された物が腸内を正常に通過できなくなり、腸内に詰まりが生じる現象が腸閉塞です。
腸閉塞が進行すると、内容物が逆流するため嘔吐を引き起こします。
また、腸閉塞に伴う激しい腹痛や腹部膨満感も嘔吐を誘発する原因となる場合があります。
腸閉塞のほかに、腹水が溜まって腹部が圧迫され嘔気嘔吐を引き起こす場合もあるでしょう。
嘔吐症状は、消化管の異常を示す重要なサインであるため、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

貧血

大腸がんによる貧血は、慢性的な出血が原因です。
腸壁にできた腫瘍から出血し、それが長期間続く場合があります。出血量が少量であっても、出血が持続すると体内の鉄分が徐々に失われていくため、鉄欠乏性貧血を引き起こすのです。
また、大腸がんの出血は必ずしも目に見える血便として現れるとは限りません。便潜血検査で判明することもあります。
貧血の症状である疲労感・めまい・息切れなどが現れた場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

配信元: Medical DOC

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