
現在放送中のドラマ「ぜんぶ、あなたのためだから」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)で、初共演となる藤井流星と七五三掛龍也。このたび、ザテレビジョンでは、藤井と七五三掛にインタビューを実施。お互いの印象や、演じる役の魅力について話を聞いた。
■藤井流星「考察しながら楽しんでもらえるようなドラマにしたい」
同作は、夏原エヰジによる、読むと人間不信になるエゴイスティック・ミステリー。
藤井:サスペンス作品が大好きなので、出演が決まったときはうれしかったです。伏線や謎が多いので、考察しながら楽しんでもらえるようなドラマにしたいなと思っています。
七五三掛:視聴者の方が僕らと一緒に事件を追っていけるような面白さがありますよね。今まで参加したことのないジャンルの作品だったので、また新しい自分が見つけられるのかなとすごくワクワクしました。それに、流星くんと共演できるのも楽しみでした。
藤井:最初、資料に書かれていたしめちゃん(七五三掛)の年齢を見て、びっくりしました。かわいいイメージがあったから、年が離れていると思っていて(笑)。
七五三掛:よく言われます(笑)。
藤井:「えっ、2歳しか違わないの⁉」って。でも、同世代なんだと思ったら、逆にすごく安心した。
七五三掛:僕は、優しいお兄ちゃんというイメージ。前に(川島)如恵留と共演していたのもあって、その印象が強かったです。
藤井:あのドラマ(『キスでふさいで、バレないで。』’25年読売テレビ)、見てくれてたの?
七五三掛:もちろんしっかり見させていただきました。あと、WEST.さんのYouTubeもよく見ているので、動画で見せる和やかなイメージもありました。
藤井:和やかというか、ちょっと抜けている感じね!
■演じるキャラクターの印象は?
結婚披露宴で愛する花嫁が毒を盛られるという最悪の事件に直面した新郎・和臣(藤井)は、その犯人を追うべく、カメラマンの桜庭(七五三掛)に協力を持ちかける。
藤井:和臣は、とにかく真っすぐな男。困っている人がいたら助けたいと思うような、いいヤツなんですよね。でも、猪突猛進なところもあって。どちらかというと感情的なタイプだと、原作を読んで感じました。
七五三掛:逆に桜庭は、論理的な人。物事を俯瞰して捉えて、冷静に行動するタイプ。皮肉屋だし、本音を言葉に出さないようなところがあって。自分とは真逆だなと感じる部分が多いです。
藤井:桜庭は、すごく冷徹ではないけど、感情表現があまりうまくないよね。周りに悪く見られることが多いんだろうなとも思う。
七五三掛:その一方で和臣は直感型だし、本当に正反対ですよね。クラスの1軍じゃないですけど、ムードメーカー的存在みたいなところがあって。ポスター撮影のときに、流星くんを見て「あ、和臣だ」と思いました。
藤井:それで言うと、しめちゃんのかわいさと冷徹な雰囲気とのギャップが、今回は逆にミステリアスさにつながるんじゃないかなと。だんだん桜庭も怪しく見えてくるというか。サスペンスドラマなので、一番の見どころは、花嫁に毒を盛った犯人は誰なのか、というところだけど、和臣と桜庭のバディ感も作品の良さの一つなのかなと感じています。
七五三掛:くすっと笑えるようなやり取りもありますよね。
藤井:全体的には重いサスペンスですけど、それを少し緩和するような2人の空気感も楽しんでいただけたらいいなと思います。
◆取材・文=吉田光枝
※「月刊ザテレビジョン2月号」より

