Tシャツを巻いてまとめてから着色する、凝った染め物がThreadsで話題です。
生地を縛って染める手法「タイダイ」
投稿したのは、ファンタジーがテーマのアクセ・染織服ブランド、「XENOA(@future_xenoa)」のアカウント。独学で10年続けてきたという、「タイダイ染め」の様子を動画で公開しました。
「タイダイ」は「縛る(tie)」と「染める(dye)」から命名された手法で、作業は文字通り生地を巻いて縛るところからスタート。中心に突き立てたはさみを軸にねじり、巻き貝のような形にまとめて輪ゴムで留めます。
次は染料をのせて放置し、色を染みこませるのが基本ですが、投稿者は「アイスダイ」なる技法でさらに一手間。巻いたTシャツを輪で囲い、内側に大量の氷を詰めていきます。さて、その意味は……?
グラデのきれいな渦巻き模様に!
あとはそのまま放置して、頃合いを見てほどくだけ。仕上がったTシャツには、幻想的な渦巻き模様がついていました。少しずつ溶けた氷が染料をじわじわ流し、ゆっくり浸透させてナチュラルに微妙な濃淡をつけていたようです。
長年の経験が生み出したであろうきれいな柄は、「すごすぎ」「なんだこの手法!」「見事なアンモナイト」「青いバラのよう」と、驚きの声を呼んでいます。
画像提供:XENOA(@future_xenoa)

