音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、開園時間よりも早く子どもを預け、規定よりも遅い19時過ぎのお迎えが常態化しています。
休日保育の利用頻度も高く、ベテラン保育士の青井先生が代休取得の必要性を伝えても軽く受け流し、ついには逆ギレ。その翌日、はるとくんが発熱してしまいますが、あいかの携帯に電話しても応答がなく、職場にかけると「本日はお休みです」とのこと。さらに父親に連絡すると「僕からも妻にかけてみるので……」と、深いため息とともに電話を切られてしまったのです。
お迎えの目処が立たず、保育園の先生たちは感染症対策に奔走……。しかし、いつになっても折り返しの連絡はなく、あいかに再度の電話をしても応答がありません。
これには先生たちも「あの家、いったいどうなってるんですかね……」と不信感を抱きます。
19時を大幅に過ぎたころ、ようやく迎えに来たものの…?


















発熱の翌日、はるとくんはお休み……。
ホッと胸をなで下ろしたものの、先生たちははるとくんが家族の時間を持てているのか気になり、話し合いの機会を設けるべく、園長先生に相談することを決めたのでした。
補足にもあったとおり、病児保育に子どもを預けることは悪いことではありません。近隣の病院から駆けつけるケースもあるようですが、特に病児対応型・病後児対応型については看護師の常駐が基本。病気の子どもを安心して預けることができます。
ただし、病児保育を利用できるのは、保護者が子どもの面倒を見られない場合のみ。仕事が休めない場合にも利用できますが、休みが取れるのであれば、保護者と共に自宅で療養するのが原則です。
いずれにしても、先生たちが「ママと一緒に過ごせていてほしい」と望むのは、はるとくんのことを心配しているからこそ。このように保育士さんの多くが保育時間外、つまりは子どもの家庭での時間についても、気にかけてくれているのかもしれませんね。
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著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

