証拠集めのために泳がせることを決意
私はレコーダーで録音するたび、データをパソコンに保存し、何度もバックアップを取りました。
里香は、2人が頻繁に出入りしているホテルに張り込んでくれました。舞花は車内から電話でホテルの予約をしたり、SNSにもデート予定を書いたりしていたので、居場所を突き止めるのは簡単。すぐにホテルの出入り写真が撮れました。本当にナメられていると感じるほど、女は無防備でした。
裕也は帰宅するたびに相変わらず「離婚して」と言ってきます。私はそのたびに「太陽のことを考えて」とはぐらかし、虎視眈々と「その時」を待ちました。2人は焦らせば焦らすほどボロを出し、地獄に近づいていくと思ったのです―――。
あとがき:友情が授けてくれた、戦うための武器
ボイスレコーダーから流れる、夫と元カノの甘ったるい声。それを聞く詩織さんの心中を思うと、言葉もありません。しかし、悲しみを「気持ち悪い」という拒絶に変え、冷静にバックアップを取る姿には、母親としての強さを感じます。
一人では挫けてしまいそうな夜も、里香さんのような親友が隣にいてくれるだけで、人はここまで強くなれるのだと、女性同士の絆の尊さを再確認させられます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

