
ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんの漫画「運び屋ゆきたの漫画な日常」から、妻のカツシンさんが実際に遭遇した恐怖の体験談を紹介する。見知らぬ番号からの着信に応答したとき、平穏な日常は一変した。
■警察を名乗る男と、筒抜けの個人情報



カツシンさんの携帯に届いたのは、知らない国際電話だった。海外からの荷物待ちという事情もあり、つい応答すると、相手は「警視庁、捜査二課の兼星です」と名乗ったという。驚くカツシンさんに対し、男は追い打ちをかけるように「あなたの郵便局の口座が闇バイトの振込先に使われている」と告げた。相手がなぜか自分のフルネームを正確に知っていたため、怪しいと感じつつも「とりあえず話を聞いてみよう」と思ってしまったカツシンさん。警察という言葉の重みと、漏洩した個人情報のすべてが、冷静な判断を鈍らせる巧妙な罠となっていたのだ。
■「かけ直す」の一言で崩れた犯人のシナリオ
「闇バイトの容疑がかかっている」と告げられ、電話口での事情聴取を求められたが、全く心あたりのないカツシンさんは「あとでこちらから、かけ直す」と切り出した。すると、それまで流暢だった相手は途端に困りだしたという。ゆきたさんによれば、同様の被害はネット上で多数報告されており、警察を名乗って不安を煽り、別の回線へ誘導するのが典型的な手口だ。どこから情報が漏れたかは不明だが、「警察」と言われるとすぐには切れない心理を突いている。知らない国際番号には出ないのがよいが、もし出てしまったときは「かけ直す」と伝えるのが最も有効な対策といえそうだ。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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