法律や会計、不動産など、暮らしやビジネスの根幹を支える士業。高度な知識と資格に裏打ちされた信頼性から、長期的に需要が途切れにくいと考えられる職業も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男性を対象に「将来安泰そうな士業」というテーマでアンケート調査を実施しました。
男性から支持を集めたのは、どの士業だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位:弁護士
第2位に選ばれたのは、得票率17.3%の「弁護士」でした。
弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする法律のエキスパート。裁判での弁護人のイメージが強いですが、日常生活上のトラブルから企業法務、刑事事件まで、あらゆる分野の問題に対応しています。法律事務所で働いたり、一般企業で企業内弁護士として活躍したり、独立して開業したりと、さまざまな働き方ができるところも特徴です。
AIの登場で将来が不安視される職業も多いなか、弁護士は人間を相手にした高度なコミュニケーション力が必要で、現代のAIでは対処が難しいところも強み。また、離婚や相続など、個人が法的なサービスを必要とする場面で活躍することが多いため、支持を集めたのではないでしょうか。
第1位:公認会計士
第1位に輝いたのは、得票率18.0%の「公認会計士」でした。
公認会計士は、財務情報の信頼性を保証する監査・会計のスペシャリスト。独立した立場において、財務書類・情報の信頼性を確保することで、会社などの公正な事業活動や投資者・債権者を保護し、国民経済の健全な発展に寄与することを使命としています。
公認会計士は、「財務諸表監査」が独占業務となっていることに加え、独立開業のほか一般企業・官公庁・金融機関など、さまざまな分野で活躍できるところも魅力。また、登録すれば「税理士」「行政書士」の資格を取得でき、その独占業務を行えるところもポイントです。

