
沢尻エリカと橋本良亮(A.B.C-Z)が、1月19日に東京・東京建物 Brillia HALLで行われた舞台「ピグマリオン-PYGMALION-」の取材会に六角精児、清水葉月、玉置孝匡、市川しんぺー、池谷のぶえ、小島聖、春風ひとみ、平田満と共に登壇。稽古時のエピソードや2026年の抱負などを語った。
■“20世紀初頭の英語演劇の傑作”が日本で舞台化
「マイ・フェア・レディ」の原作である同作は、「聖女ジョウン」でノーベル文学賞を受賞した作家のジョージ・バーナード・ショーが1912年に執筆した不朽の傑作喜劇を舞台化したもの。1913年にオーストリア・ウィーンで初演されて以来、“20世紀初頭の英語演劇の傑作”と言われ、今もなお世界中で愛され続けている。2024年舞台初出演にして初主演を務めた「欲望という名の電車」で主人公を熱演し、鮮烈な舞台デビューを果たした沢尻が、主人公・イライザ役。本作で初めての英国喜劇に挑む。
イライザを演じる沢尻は「お話をもらったときから楽しみで、緊張とワクワクといろんな思いがあります。35公演で失敗もきっとあるかもしれないですけど、それも楽しみながらできたらいいなと思っています」と、初日を控えた率直な心境を明かす。
また、稽古期間での印象的なエピソードを聞かれ、沢尻は「本当に皆さんお忙しくいろいろお仕事されているので、スケジュールが合う人たちの中で稽古が進んでいったので、(ストーリーの)順番に作り上げていくことができなくて、そこは大変な部分はあったんですけど。本当にみんないいチームワークだったなと思います。大変な中でもみんなで協力して作っていけたのではないかなと思っています」と述懐した。
一方、上流階級の家庭で育ったフレディ・エンスフォードヒル役の橋本は、稽古期間中に2回風邪を引いてしまったそうで「結構な期間出られなかったんですよ。皆さんにご迷惑をおかけしました」と陳謝した上で、代役相手の稽古も一切手を抜かずに演じた沢尻について「エリカさんは稽古期間中も120%でやるじゃないですか。そこが素晴らしいなと思いました」と敬意を表し、「六角さんも舞台の大黒柱と言っても過言ではない存在ですし、本当にすてきな方々に囲まれてうれしいです」と共演者に感謝を込めた。
■沢尻、2026年の抱負は「いろんなことに前向きにチャレンジしたい」
さらに、橋本は「劇中に“ワルツ”を皆さんで踊るシーンがあるんです。最初の稽古のとき、大半の人がワルツを踊るのが初めてで、結構みんなボロボロだったんです。『これ大丈夫か』と演出家のニック(ニコラス・バーター)さんも心配されてたんですよ。僕も正直ちょっと心配で」と回想。
続けて「今となってはすごいチームワークでワルツができているなという感じだったんですけど、初っ端からできたのがエリカさんなんですよ。男性陣が最初にリードというか、エスコートをしていくんですけど、エリカさんは最初のときから完璧だったので、エリカさんが男性陣をリードするみたいな(笑)。そんな稽古中でした」と、“座長”の飲み込みの早さを称賛した。
それを受け、沢尻は「最初は『本当に大丈夫なのか?』『ダメかもしれない』って(笑)。今はちゃんとまとまって一応見られるレベルになったと思います」と振り返り、橋本も「千秋楽までには完璧にします!」と気を引き締めていた。
そんな中、2026年の抱負を聞かれた沢尻は「仕事も楽しみながらゆっくりするときはしたり、コントロールをしながらいろんなことに積極的に、前向きにチャレンジしたいなと思っています」と力を込めた。
ほか、六角は「週に3日はお酒を抜きたいです」、橋本は「このメンバーでご飯に行きたい。3カ所地方公演があるので、そのタイミングで皆さんとワイワイできたらいいなと思っています」とそれぞれ展望した。
舞台「ピグマリオン-PYGMALION-」(全35公演)は、1月20日(火)~2月8日(日)に東京建物 Brillia HALLで上演し、2月13日(金)~15日(日)に愛知・御園座、2月21日(土)~23日(月)に福岡・J:COM北九州芸術劇場大ホール、3月5日(木)~8日(日)に大阪・SkyシアターMBSにてそれぞれ上演される。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

