とにかく明るい安村「演技イップスになった」×イワクラ「パニックで記憶がない」 W主演を追い詰めた、アドリブ地獄の全貌<『面白城の18人』>

とにかく明るい安村「演技イップスになった」×イワクラ「パニックで記憶がない」 W主演を追い詰めた、アドリブ地獄の全貌<『面白城の18人』>

劇場版アドリブ大河「面白城の18人」
劇場版アドリブ大河「面白城の18人」 / ※提供画像

『有吉の壁』(日本テレビ系)の人気企画から、まさかの劇場版へ。映画『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』でW主演を務めるとにかく明るい安村と、蛙亭・イワクラ。

台本なしのアドリブ撮影という過酷な現場を共にしたお二人に、映画化の裏側や有吉弘行からの「愛あるムチ」について、たっぷりと話を伺った。

■終わりがない「アドリブ大河」にプレッシャーも

――前夜祭イベント(1月15日)で、いよいよ完成した映像を初めてご覧になるとのことですが、今のお気持ちは?

安村:いや、もう楽しみなのと、あとは照れくさいですね。自分の出ている番組をオンエアで見ることがあまりないので、映画館の大きなスクリーンで自分の演技を見るのはちょっと恥ずかしいです(笑)。

イワクラ: 私は不安よりも楽しみが大きいです! 予告動画を見た時に「あ、本当に映画なんだ」ってやっと実感が湧いてきて。テレビの収録から始まった企画なので、まさか安村さんとW主演で映画になるなんて、撮影が終わってもどこか信じられない気持ちでした。

――「アドリブ大河」が始まった当初(2023年11月)は、ここまで大きなプロジェクトになると予想していましたか?

安村: 全くです! 当初は、とにかくプレッシャーがすごくて。普段の「一般人の壁」ならネタが終われば区切りがつきますけど、これは監督から「OK」が出るまでずっとアドリブで演技を続けなきゃいけない。

イワクラ: 本当に。最初は「なんだその演技は!」って監督から叱られたりして(笑)。

安村: 最初の方はもう、滑りすぎて「これどうなっちゃうんだろう…」って冷や汗ものでしたから。

イワクラ: 終わりが見えないんですよね。

安村: 途中、何も思い浮かばない「演技イップス」みたいな状態になるんですよ。頭は真っ白。でも無言で立ち止まるわけにはいかないから、とりあえず何か話し続けている。あのプレッシャーは凄かったです。

■安村、一面に貼られたポスターを見て「昔のことを思い出しました」

――オーディションを勝ち抜いてのW主演ですが、有吉さんから選考理由などは聞きましたか?

安村: 有吉さんは「お前は子供もいるしな。お父さんが映画の主演やっていたら喜ぶだろ」って。そんな愛のある言葉をかけてくれました。

イワクラ: 私の場合は「ここからの成長に期待」という感じで選んでいただいたみたいです。でも、選ばれた直後は周りの芸人さんから「ふざけるな」「ヘラヘラするな」って野次がすごくて(笑)。こっちは本気でやっているのに!

安村: 有吉さん、飴と鞭がすごいですよね。撮影中も「期待していたのに…」ってグサッと言われることもあれば、「良かったぞ」って言ってくれることもある。

イワクラ: 私はとにかく演技について「子供みたいな演技すんな」って言われ続けて(笑)。パニックで何を話したか覚えてないくらいでしたけど、「本気でやってるんです!」って熱意だけで返しました。そこを買っていただけたのかなと思います。

――W主演としてお二人のポスターが大きく貼られているのを見て、どう感じましたか?

安村:さっき日テレに貼ってあるポスターを見て、昔のことを思い出したんですよ。コンビ(アームストロング)時代に『エンタの神様』のオーディションを受けに来た時のこと。ネタを見ている作家さんや番組の人が全く笑ってなくて、「なんだよ」って腹を立てながら帰りに新橋でパチンコ打ったな、って(笑)。

あの時の苦い思いがあるから、日テレに自分の主演映画のポスターが貼られるなんて、本当に感慨深いですね。

■豪華キャストに驚き…「笹野さんが出てくれた」

――お二人は今回の共演を通して、お互いの印象は変わりましたか?

イワクラ: 壁でもあまりコラボしたことがなかったので、この撮影で一気に距離が縮まりました。安村さんの若手時代の苦労話を聞かせてもらったり。

安村: 僕は今回でイワクラちゃんの才能を改めて感じましたね。自分じゃ思いつかないような角度から言葉を投げてくる。

イワクラ: 安村さんは本当に優しいんです! 私がストーリーの案を出すと、全部「それ、めっちゃいいじゃん!」「イワクラちゃんいいよ!」って肯定してくれる。

安村:イワクラちゃんの「0から1を作る力」はすごいですよ。

――撮影中のエピソードで、特に印象に残っているシーンはありますか?

安村: 笹野高史さんとのシーンですね。僕がストーリーを考えている時に「師匠役は笹野さんがいい」って言っていたのが、本当に実現して。

イワクラ:笹野さんもずっとアドリブで返してくださって、すごかったですよね!

安村:あとは子役の永尾柚乃ちゃん。演技もセリフも完璧で、僕の子供時代なんてナメクジに塩かけて喜んでいるだけだったのに(笑)。

イワクラ: 私は有壁隊のみんなと集まる集会のシーンが忘れられないです。撮影が長引いて全員の集中力が切れかかっていた時に、ジャングルポケットの太田さんが甲冑を「ガタガタガタガタ!」って鳴らし続けて、まるで「いい家に遊びに来た子供」みたいだった(笑)。

■イワクラ、脚本の段階で「感動してしまって…」

――個人的に「ここは自信がある!」という見どころは?

安村: 国宝のパロディで、夕陽をバックに撮ったシーンですね。あれはCGなしの天然の景色だし、演技にもこだわったのでぜひ見ていただきたい。あとはイワクラちゃんとのシーンで、実は僕、演技しながら泣きそうになったんですよ。

イワクラ: 私も脚本を読んだ段階で感動してしまって。「有吉の壁」を知らない人が見ても、一つの物語として楽しめるクオリティになっていると思います。

――最後に皆さんにメッセージをお願いします。

イワクラ: 豪華な演者さんと、みんなでアドリブから作り上げた物語です。豪華ゲストの素晴らしい演技はもちろん、芸人たちの本気のぶつかり合いを、ぜひ劇場で体感してほしいです。

安村: どうなるか分からなかったものが、これほど素晴らしい形になりました。この規模の映画化は二度とないかもしれないので、絶対に見逃さないでください。安心してください、面白いですよ!!!

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