青年性扁平疣贅の前兆や初期症状について
青年性扁平疣贅は黄褐色、ピンク色、肌色の扁平なできものとして現れ、表面はつるつるとした光沢があります。引っかき傷に沿って生じることも特徴的です。通常、複数の病変が集まって発生し、とくに顔面や手の甲によく見られます。男性ではひげの生える部分、女性では脚に多く発生し、髭剃りや除毛により症状が広がることもあります。
通常は痛みやかゆみなどの自覚症状はありませんが、かきむしったり、擦れたりすることで炎症を起こすことがあります。できものの数が多くなったり、目立つ場所にできものができたりすることで、美容上の問題になることもあります。
症状は時間とともに自然に消退することもありますが、治る過程で一時的に赤みやかゆみをともなうことがあります。
青年性扁平疣贅の検査・診断
青年性扁平疣贅の診断は、いくつかの検査を組み合わせて行われます。青年性扁平疣贅は尋常性疣贅や伝染性軟属腫、脂漏性角化症、扁平苔癬(へんぺいたいせん)、メラノーマ(皮膚がんの一種)などと見た目が似ているため、専門医による詳しい検査が必要です。
皮膚の視診
視診では皮膚のできものの大きさ、形、色、症状が出ている場所などを確認します。青年性扁平疣贅は特徴的な外観であるため、熟練した医師であれば視診だけで診断できることが多いです。また、同時にアトピー性皮膚炎などの他の皮膚疾患の有無も確認します。
拡大鏡検査
視診だけでは判断が不十分な場合、拡大鏡(ダーモスコープ)を使用して、病変した部分をより詳しく調べることがあります。
皮膚生検
診断が難しい場合や、他の皮膚疾患との鑑別が必要な場合には、皮膚生検(病変部位の一部を採取して調べる検査)が行われることがあります。良性か悪性かの判断が必要な場合にも役立ちます。
その他の検査
必要に応じて、アレルギー検査や血液検査なども行われることがあります。患者の全身状態や免疫機能を確認するために行われます。また、他の感染症の有無を確認することも可能です。

