顔や手に広がる平らなイボに注意! 「青年性扁平疣贅」の症状と経過を医師が解説

顔や手に広がる平らなイボに注意! 「青年性扁平疣贅」の症状と経過を医師が解説

青年性扁平疣贅の治療

青年性扁平疣贅が自然に改善しない場合は治療が必要になります。治療は難渋することが多く、中程度から重度の瘢痕が残る可能性があります。治療内容は、症状の程度や部位、患者の希望などを考慮して検討します。

薬物療法

サリチル酸を含む外用薬や、免疫を活性化させる薬剤が使用されます。時間はかかりますが、傷跡が残りにくいという利点があります。

冷凍凝固療法

液体窒素を使って病変部を冷却し、ウイルスに感染した細胞を破壊する治療法です。比較的短時間で行える治療ですが、治療後に水疱ができたり、色素沈着が残ったりすることがあります。

その他の治療法

電気による治療や光線療法などが選択されることもありますが、完治しない場合や、再発することも少なくありません。

青年性扁平疣贅になりやすい人・予防の方法

青年性扁平疣贅は誰でも感染する可能性がありますが、アトピー性皮膚炎などで皮膚が弱っている方、免疫機能が低下している方、髭剃りや除毛で皮膚を傷つけやすい方は感染しやすい傾向があります。

予防の基本は、感染経路を断つことです。他人との直接的な皮膚の接触を避け、タオルや衣類の共用は控えましょう。また、プールや公共浴場では、できるだけ素足で歩かないようにし、サンダルを使用することをおすすめします。

男性の髭剃りや女性の脚の除毛の際は、皮膚を傷つけないよう丁寧に行うことが大切です。皮膚を傷つけることで新たな感染や症状の広がりを招く可能性があります。

また、感染した場合は、皮膚をかいたり触ったりすることで他の部位に広がる可能性があります。感染に気づいた場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。


関連する病気

尋常性疣贅

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ヒトパピローマウイルス感染症

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扁平苔癬脂漏性角化症

接触皮膚炎

皮膚カンジダ症

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皮膚リンパ腫

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参考文献

日本皮膚科学会「尋常性疣贅診療ガイドライン2019(第1版)」

National Library of Medicine「Wart」

配信元: Medical DOC

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