土日はお家で漫画三昧!2025年上半期にバズった漫画を紹介。
駅員経験のあるザバックさん(@theback_blog)は、X(元Twitter)やブログで駅員を主人公にした漫画を中心に公開している。2024年1月に投稿された「あなたの責任ですよね?」は、駅員のあるあるをテーマに描かれた作品だ。今回は、このエピソードを紹介するとともに、ザバックさんに「子どもが切符を紛失した」と言ってくる親について聞いた。
■子どもが切符をなくした母親のクレーム



駅員のペン助がいつものように駅にいると、一組の親子がやって来た。母親が「バラ駅から乗って来たんですけど、この子に切符を持たせたらなくしちゃったみたい」と説明する。
ペン助が規則通り「紛失したときは再収受しますので250円ですね」と伝えると、母親は驚いた顔をして「子どもなんですよ!?仕方ないでしょ!!大人の私が無くしたなら払いますがね!!」と文句を言うではないか。しかし、そもそも子どもに切符を渡したのは母親本人のはずだ。ペン助は「だったらあなたが責任を取るべきでしょ?」と言うと、母親はひたすら文句を言い続けた。そして翌日、本社にクレームの電話がかかってくるのだった。
■駅員が語る親たちの実態
ザバックさんに、「実際にこれまで『子どもが切符を紛失した』と言ってくるような大人はいましたか?」と尋ねると、「そういう親御さんはいましたね。『子どもがなくしたから仕方ないですよねー(笑)』って笑顔で言ってくる人」と話す。「僕はそういうときは必ず再収受していました。というか、子どもが無くそうが親が無くそうが、もう一度お金をもらうのが普通なんです。勘違いしてる人が多いんですよね」と、駅の実情を明かした。
最近はICカードが普及しているが、切符やICカードにまつわる余談について尋ねると、「最近だとモバイルICカード、つまりスマートフォンにICカードを入れてる人が多いと思うんですが、驚いたことに通学定期券まで登録することができるんですよ!時代は変化していくので、置いていかれないようにしたいですね」と語った。
たとえ子どもが切符をなくしても、駅の対応としては再収受が基本だ。子どもが切符で改札を通ったら、親は子どもから切符を回収したほうがよさそうだ。それ以外でも、子どもに切符は渡さないほうが安全かもしれない。SNSやブログではほかの作品も投稿されているので、興味があれば読んでみてほしい。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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