「真菌性髄膜炎」の初期症状を医師が解説 どのような頭痛に注意すればいい?

「真菌性髄膜炎」の初期症状を医師が解説 どのような頭痛に注意すればいい?

真菌性髄膜炎の治療

真菌性髄膜炎の治療では、原因となる真菌に有効な抗真菌薬を用いた薬物療法がおこなわれます。

選択される薬剤としては「アムホテシリンB」と呼ばれる薬剤の使用頻度が高く、ほかに「フルコナゾール」「イタコナゾール」などが用いられることもあります。

薬物療法と併用して外科的に髄膜を洗浄する処置がおこなわれることもあります。

真菌性髄膜炎になりやすい人・予防の方法

真菌性髄膜炎の原因となる真菌は世界中に存在しています。免疫機能が低下する疾患に罹患している人だけでなく、健康な人でも発症するケースがあるため注意が必要です。

真菌性髄膜炎を予防するには、免疫機能の維持に努め、真菌への感染対策を講じることが重要です。免疫機能を維持するには、バランスの取れた食生活や適度な運動、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。

既にHIV感染症やがんなどに罹患している場合や、副腎皮質ステロイド薬で治療中の人などは、日常生活での注意点や感染対策について主治医の指示に従いましょう。

発症頻度の高いクリプトコッカスに対しては、現在のところ予防するためのワクチンはありません。クリプトコッカスは、鳩の糞や土壌などに含まれています。クリプトコッカスに感染することのないよう、屋外で土ぼこりにさらされる場合には、防塵マスクなどを使用すると良いでしょう。また、免疫機能が低下している場合には、土ぼこりや鳥の糞に近寄らないようにしましょう。


関連する病気

細菌性髄膜炎

ウイルス性髄膜炎

水頭症


参考文献

黒岩義之ほか「Ⅳ.重要な神経系の感染症3.結核性・真菌性髄膜炎」

NIID国立感染症研究所「クリプトコッカス症の概要」

東京都感染症情報センター「播種性クリプトコッカス症」

仲弥著「黒色真菌(クロモミコーシス)」

NIID国立感染症研究所「ムーコル症について」

配信元: Medical DOC

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