
街道の女王を呼ばれるアッピア街道は、首都ローマから南イタリアの都市カプアやブリンディシに続く道です。
紀元前312年から建設が始まったアッピア街道は、「すべての道はローマに通じる」といわれたローマのインフラの中でも、規範とされるほどしっかり整備されていました。
現在もアッピア街道の遺跡は整備され、地元の人びとの散歩道になっています。
カステッリ・ロマーニ地方の町マリーノにあるマクドナルドが少し変わった構造であるのも、このアッピア街道があるためです。
実はマクドナルドのお店を建設する過程で、地下に貴重なアッピア街道の一部があることが判明。
マクドナルド側と行政は話し合いを重ね、店の地下にある街道がお客さんに見えるような設計にしたのです。
アメリカの象徴ともいうべきマクドナルドと、地中海の古代文明が、ごく自然に融合しているこのお店。
ハンバーガーを法張りながら2000年以上前の石畳を鑑賞できて、人間の歴史の不思議さを実感できます。


