サラリーマンが休日を使い、たった1人で外構工事を続けた結果がYouTubeに投稿されました。「本当に尊敬」「美しい」「見ていて感動」と話題になり、動画の再生数は記事執筆時点で17万回を超えています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「じぶん流DIYちゃんねる」の片井さん。定年を見据えて茨城県鹿嶋市にある“築36年のオンボロ平屋”を150万円で購入し、夫婦の終(つい)のすみかとするべくコツコツとリノベーションを進めています。
今回の動画は、これまで進めてきた外構工事の最終回。道路に面した部分へブロックや砕石、砂を敷いてインターロッキング施工を行い、その上にゲートフェンスを設置します。
キャスター付きのフェンスを置く関係もあり、インターロッキングは「庭側」「道路側」の2段階に分けて設けます。まずは、この物件にもともとあったブロック塀の基礎を加工。縁石として配置するブロックと同じ厚みとなるように、切り込みを入れてハンマードリルで砕いていきます。
しかし、基礎は丈夫でなかなか砕けません。そこでホームセンターでより強力なドリルをレンタル。そのパワーはすさまじく、あっという間にブロック風の基礎が出来上がりました。
下準備も終わったので、高さを確認しながら縁石を配置。基礎部分も含めて全体的に違和感はありません。
続いて行うのは、今回の作業で最も重要な地盤作りです。庭側の縁石の内側に路盤砕石を敷き、水をかけて転圧する作業を複数回に分けて実施。締め固めた砕石の層を積み重ねて、厚み15センチの地盤を設けます。
地盤の上には、長雨などで下地の砂が流出するのを防ぐため「水だけを通すシート」をセット。その後、大まかにまく段階と、レベルを細かく調整する段階を経てシートの上に砂を敷き詰めます。
砂の高さのレベル調整を行うにあたり、板材の角を1カ所切り落とした治具を用意。縁石に沿って治具を動かすことで、たたき固めた砂の表面を削り、高さが均一な層を作りました。
今回の作業で片井さんが使っているのは、インターロッキング用の物ではなくれんが風の汎用ブロック。素朴でどこか味わいのある雰囲気が気に入ったそうです。スペーサーで間隔を調整しながら1個ずつ砂の上に配置。途中で並びがガタガタとなり置き直すアクシデントに見舞われつつも、どんどん敷き詰めていきます。
カットしたブロックで端の方も埋めたら、目地に珪砂を詰める作業に着手。「地味でつらい作業」が続く中で、この工程だけは楽しいそうです。砂が吸い込まれていく感覚に心地良さを覚えながら、最後はゴムハンマーでたたいて転圧。ブロック下の砂がなじんで、目地に珪砂がしっかり入り込み、滑らかで安定したインターロッキングとなりました。
続いて道路側のインターロッキングに取り掛かります。こちらは傾斜を付けるため、勾配づくりが最も重要。斜めにカットした角材と板材からなる治具で路盤材の高さを調整し、庭側と同じ要領で転圧していきます。
庭側では敷砂の上にブロックを並べたのに対し、道路側では勾配があることを考慮してモルタルでブロックを固定。高さをチェックしながら1個ずつブロックを据えていき、一発でキレイに収めました。
流出するのを防ぐため目地材にも工夫を加えます。珪砂にホワイトセメントを少し混ぜて、軽く固まるように粘度を調整。しっかりと隙間を埋めてくれましたが、セメントを混ぜたことで表面に付着し、ブロック全体が真っ白になってしまいます。
目地材を拭き取る作業が発生して思わぬところで時間を消費したものの、後は道路と縁石のつなぎ部分を仕上げるだけです。水で固まるタイプのアスファルト合材を敷き、コテで形を整えたら散水して転圧。これでインターロッキング施工は完了したので、次はゲートフェンス作りに着手します。
2枚のフェンスをヒンジでつないで1セットに組んだら、開閉用のハンドルや地面に挿して固定するためのドロップピン、キャスター、柱との連結用のヒンジを各部に固定。同じ要領でもう1セット組み上げたら、取り付け作業に入ります。
フェンスセットを両端の柱に連結し、開閉の要となる錠を固定。インターロッキングのおかげでキャスターは滑らかに動き、ブロックに空けた穴へドロップピンを挿せばしっかりと開閉できます。併せて出入り口ゲートとワイヤレスタイプのドアホン、郵便ポストなどを取り付けました。
最後に、自動車でインターロッキングの上を通過して壊れないかチェックする「卒業試験」を実施。耐久性はバッチリで、車が通った後もブロック部分は全くへこんでいません。
試験も合格し、ついに全ての外構工事が完了。大変な思いをしながらも諦めずに取り組んだ結果、ここまでたどり着きました。動画は、感慨深げにゲートを通るシーンで締めくくられています。お疲れさまでした!
見事に外構工事もやり遂げた片井さん。コメント欄には、「おしゃれな外構完成おめでとうございます」「やっぱり外構は大事ですね。まさに家の顔」「最初の古民家がどんなのだったか忘れるぐらい洋風的なキレな外観になりましたね」「手間暇を惜しまぬ作業で頑丈で美しい仕上がり。感服しました!」などの感想が寄せられています
片井さんは、ドックラン付きのすてきな平屋を目指して奮闘中。これまでに実施したリノベーション作業の様子は、YouTubeチャンネル「じぶん流DIYちゃんねる」で公開されています。
動画提供:YouTubeチャンネル「じぶん流DIYちゃんねる」

