大腸内視鏡検査の前日の注意点は?メディカルドック監修医が前日の食事や飲み物、下剤の飲み方などを解説します。

監修医師:
木村 香菜(医師)
名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。
大腸内視鏡検査はなぜ前日から食事制限が必要なのか
大腸内視鏡検査を正確に行うためには、検査前日の過ごし方がとても重要です。
特に「大腸内視鏡検査 前日」の食事や下剤の飲み方を誤ると、腸の中が十分にきれいにならず、検査の精度が下がることがあります。ここでは、なぜ前日から食事制限が必要なのかを解説します。
なぜ大腸内視鏡検査で食事制限が必要なのか
大腸内視鏡検査では、内視鏡を使って大腸の粘膜を直接観察します。腸内に便や食べ物の残りかすが残っていると、病変が隠れてしまい、正確な診断ができません。
そのため前日は、消化に時間がかからず、腸に残りにくい食事に制限する必要があります。
大腸カメラの前に腸の中をきれいにするメリット
腸内がきれいな状態で検査を行うことで、大腸がんや大腸ポリープなどの小さな異常も見つけやすくなります。また、再検査のリスクを減らし、検査時間の短縮にもつながります。
大腸内視鏡検査前日にお腹がすいたときの対処法
前日は食事量が少なくなるため、「お腹すいた」と感じる方も少なくありません。
空腹時は、無理に我慢せず、医師から許可されている範囲の飲み物や食品で調整しましょう。水や麦茶、スポーツドリンクのほか、少量のはちみつや飴をなめることで、空腹感が和らぐことがあります。ただし、飴は果肉が入っていないものを選ぶようにしましょう。

