
俳優の荒木飛羽が、9月28日に都内で写真集「20」(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。この日、20歳の誕生日を迎えた荒木が、午前0時を回った瞬間を振り返る場面があった。
■10代最後の姿を詰め込んだメモリアルな1冊
同作品は、14歳で俳優デビューし、子役時代には数々の俳優の幼少期を演じてきた荒木の10代最後の姿を詰め込んだ写真集。湖畔でボートをこぐ姿、窓辺で静かに内省する姿、濡れた髪で見せる強い表情など、物語を想像させる7つのシチュエーションからなる撮り下ろし写真を収録。さらに、20歳を目前にしたインタビューや「My Favorites20」と題した質問コーナーなど、今の彼の素に迫る内容も掲載したメモリアルな1冊となっている。
■お気に入りのカットは好きな物を散りばめた一枚
イベント前の囲み取材では、作品について「20歳になって写真集を出させていただいて感謝しています。うれしい気持ちでいっぱいです」と明かし、15歳の時に発売した1st写真集と比べて「15歳の時と同じだなというシーンが多くて、表情があまり変わっていないなって(苦笑)」とはにかんだ。
また、撮影について「弟と初めて一緒に撮ったんですけど、今までで一番いい笑顔が出ているんじゃないかな」と振り返り、お気に入りとしてソファに横たわっているカットを挙げ「自分の好きな漫画だったり、趣味を詰め込んで、このシーンに合うギターも借りていただけて、一番自分のこだわりが詰まっているカットです」とにっこり。
■荒木飛羽「変わらず挑戦し続けていけたら」
ほか、この日20代となり「自分から意識的に変わるのではなく、自然と変わっていけたら」と述懐し、「これまでも多趣味で、お芝居もいろんな役をやらせていただいて挑戦してきたので、これからもこのまま変わらず挑戦し続けていけたらと思っています」と抱負を語った。
そんな中、報道陣から20歳になった瞬間について聞かれると、「中学校から仲のいい友達と話しながらゲームをしていて、いつのまにか0時を過ぎていて、『28日になってるじゃん』って。意外とすんなり20歳になってしまいました(笑)」と告白。
さらに、この日の予定については「今日の予定は、家に帰ってゲームしようかなと…(苦笑)」と打ち明け、笑いを誘った。
◆取材・文=原田健


