3.目やに
猫の目やには、量と色、持続時間で正常か異常かを判断できます。
目頭にたまっているこげ茶色の乾燥した目やには、あまり心配ありません。涙に含まれている老廃物が、乾燥して酸化し変色したものです。強い風や刺激に反応して一時的に透明な涙がウルウルとたまっているのも大丈夫です。
一方、異常だとして注意すべきは、1日中、目やにが出続ける場合です。黄色や緑色の膿性の目やには、感染症にかかっている可能性があります。
また、目の周りの毛が変色するほど涙が大量に出ている場合は、鼻涙管の異常や慢性的な炎症があるかもしれません。片目だけに症状が出ている場合は異物や外傷、両目に出ている場合は感染症などが疑われます。
4.よく寝る
猫は一日の大半を寝て過ごすため、よく寝ている猫から異常を見分けるのはむずかしいものです。
猫がオトナになって周囲への好奇心も落ち着くと、一日の半分以上を寝ていること自体はあまり問題ありません。眠っているように見えても、実際にはただ横になって休んでいるだけの場合もあります。
猫が健康なら、起きている時間は活発で食欲もあり、飼い主の呼びかけに近づいたり返事をしたり、あるいは耳だけを向けるなど何かしら反応します。お気に入りの場所でリラックスするのは健康だからです。
一方、異常があるときは「普段よりも明らかに長く眠っている」「呼びかけても反応が鈍い」「食事の時間になっても起きない」「ふだん寝ない場所で寝る」「ひとりになりたがる」などの変化が見られます。
特に高齢猫では関節痛や内臓疾患により睡眠パターンが変化することがあります。年齢や持病によっては軽い症状でも重症化しやすいため、少しでもおかしいと感じたら早めに相談しましょう。

