春山サクラさんは、夫・ハルトさんと息子の3人家族。ハルトさんは、息子が通う幼稚園のみゆ先生と不倫をしていました。
表向きは感じ良く振る舞っているみゆ先生ですが、心の中では一回り年上のサクラさんのことを「オバサン」とバカにしています。
不倫相手のみゆ先生に夢中なハルトさんは、交際半年記念のプレゼントで必死にご機嫌取り。一方、妻のサクラさんに対しては、「若作りがキモイ」と必要以上に冷たい態度で接するため、サクラさんはネガティブ思考になっていました。
しかし、夫宛てのDMが届き、ブランド品を購入していたことが判明。結婚記念日のプレゼントだと勘違いしたサクラさんは、ハルトさんに記念日当日の予定を確認しますが、実はその日ハルトさんはみゆ先生とデートの約束をしているため、冷たくあしらわれてしまいました。
ある日、幼稚園へ夫婦揃ってお迎えに訪れたサクラさんとハルトさん。
息子から「ママは他のママより老けているの?」「みゆ先生が言ってた」と言われ、ショックを受けます。ママの年齢が話題に上り、お友だちに「一番おばあちゃん」だと言われたというのです。
みゆ先生が笑ったことに傷つき、涙をこらえるサクラさん。さらに、ハルトさんが大笑いしながら衝撃的な発言をして……!?
不倫相手の前で妻を侮辱する夫









「あはは~! おばあちゃん! 確かに!」
「ママは老けてるよな!」
息子やみゆ先生の前で妻をばかにしたハルトさんは、「本当のことなので気にせず」と言います。
「お綺麗ですよ」とフォローするみゆ先生に、「劣化しすぎて結婚詐欺」「年齢を考えないところが痛い」などとたたみかけ、さらにサクラさんを侮辱します。
悲しげなサクラさんの表情を見て、みゆ先生は笑いをこらえるのに必死。
ハルトさんの心無い言葉に、ついにサクラさんの目から涙があふれたのでした。
▼不倫相手に夢中なハルトさんは、妻のサクラさんを日常的に軽んじ、ついには夫と不倫相手が息子の前で、サクラさんを嘲笑するという耐えがたい状況となりました。年齢という変えられない部分を否定し、子どもの前で配偶者をおとしめる言動は、冗談では済まされないひどい行為。妻の尊厳を深く傷つけるだけでなく、子どもにとっても歪んだ価値観を植え付けかねません。夫は自分がしていることが、どれほど深刻で取り返しのつかない影響を及ぼしかねないのか――その“危うさ”に気づくべきでしょう。
著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
