大人になっても、たまには“お子様”でいい

この店の名物のひとつが、「大人も頼めるお子様ランチ」。赤い車型のプレートに、卵ふりかけのご飯、唐揚げ、エビフライ、フライドポテト、ちょこっとサラダが彩りを添える。ドリンクもおもちゃも付いてこないけれど、心はしっかり満たされる。

大人になると、こういう遊び心を口実にしないと、なかなか自分を甘やかせなくなる。でもこの一皿は、「子どものころ好きだったもの」を、今の自分に届けてくれる。そんな包容力がある。
パフェの誘惑に、今日も負ける

食後、ショーケースの前に戻ってしまうのは、おそらく誰もが通る道。「プリンパフェ」、その響きだけでもう負けている。
届いたグラスの上には、ソフトクリームとさくらんぼ、生クリーム、そして堂々と鎮座するプリン。下にはフルーツとコーンフレーク、最後には缶詰のみかんがふたつ。甘さとノスタルジーが層になって、思い出まで口にしているような気がした。

パフェは、幸せの延長線上にある。いつも頼むわけじゃない。でも、「今日くらい、いいよね」と思わせてくれる店があるのは、ちょっとした救いかもしれない。
