近年、赤ちゃんの名付けでは、男女の性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」が注目されています。今回は、8月生まれの赤ちゃん7,928名の名前から、実際に男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」よみランキングを紹介します。
いま選ばれている“トレンドのよみ”は……!?
1位 あおい
「ジェンダーレスネーム」よみランキング1位は「あおい」。男の子では「蒼生」「蒼唯」「葵」など、女の子では「葵」「あおい」といった名前が目立ちます。
「蒼」「碧」は空や海、深い緑を思わせる自然色の漢字で、さわやかな夏のイメージと重なります。「葵」は太陽に向かって真っすぐ咲く花で、生命力や前向きさを象徴します。夏らしい空や太陽のエネルギーを込められることから、男女問わず人気を集めているようです。
2位 なつき
2位は「なつき」。男女ともに使われていますが、どちらかといえば男の子に多く見られました。
男の子では「夏希」「夏暉」「夏輝」、女の子では「夏希」「夏葵」「菜月」「夏綺」などが名付けられています。「夏」の字が入ることで、真夏の季節感を強く感じます。「き」と読む「希」「暉」「輝」の漢字は光や明るさを表す字で、夏のまぶしい太陽を連想させます。一方「菜」は草花をイメージし、女の子らしいやわらかさをプラス。夏生まれの赤ちゃんにぴったりな、季節感あふれる名前です。

