
ミュージカル「PRETTY WOMAN The Musical」が、1月22日(木)より東京・東急シアターオーブにて開幕。その囲み取材と公開ゲネプロが1月21日、22日に行われ、エドワード役の城田優、エドワードのビジネスパートナー・スタッキー役の寺西拓人らキャスト陣が登壇した。
■愛と夢を歌うミュージカル、日本キャスト版が開幕へ
同作は、1990年に公開されて大ヒットした映画「Pretty Woman」を原案に、これまで『キューティー・ブロンド』、『ヘアスプレー』、そして昨年春に4度目の日本版が上演された『キンキーブーツ』など、数々の映画をミュージカル化してきたジェリー・ミッチェルが演出を手掛け、2018年にブロードウェイで初上演。以来、世界各国で現在も上演中のヒットミュージカルだ。
今回、ジェリー・ミッチェル率いるブロードウェイのクリエイティブチームにより、初の日本オリジナルキャストによる上演が決定。主人公・ヴィヴィアン役を星風まどか、田村芽実がWキャストで務め、若き実業家・エドワード役を城田優、ヴィヴィアンの友人キット役をエリアンナと石田ニコル(Wキャスト)、謎の存在ハッピーマン役をspi、福井晶一(Wキャスト)、エドワードのビジネスパートナーであるスタッキー役を寺西拓人が演じる。
■「日本人が一番笑えたり理解できる言葉を」
今作で、上演台本と訳詞を担当した城田は、そのこだわりについて「とにかく原曲があるものですので、オリジナルの語感や音楽のグルービング損なわないこと、かつ、日本語の意味や時には意訳をして。でもストーリーの重要な部分を伝えるということにおいてできる限りのことをしました」と語り、「今でも“これでいいんだろうか”と思うことはありますが、ぜひ見出しは“天才訳詞家誕生”と書いていただければ」と真摯(しんし)に話しつつも笑いをさそうと、寺西が「間違いない」と合いの手を入れる場面も。
さらに、「アメリカンジョークがたくさん出てくるんですよね。そこはキャストとも相談し合いながら日々変更していきましたし、いろいろなトライをして、最終的に日本の方に見ていただくので、日本人が一番笑えたり理解できる言葉をチョイスしたつもりです」と常に探求し続けたことを明かした。
稽古途中からは演出補としても携わったという城田は、「この作品においてはどうしても(演出の)ジェリーはじめアメリカ人のチームの皆さまが、やはり日本語の壁というところでどうしても分からない部分があって。感情的にどういう表現をしているのか、そして間的にどうなのか、日本的にはどうなのか。そのあたりのやり取りを、架け橋的なポジションで今回はやらせていただきました」と今作での在り方を語った。

■寺西拓人「皆さまに嫌われるぐらいの気持ちで」
今作で、城田演じるエドワードのビジネスパートナーであり、“悪徳弁護士”を演じる寺西。初日を前にした思いについて寺西は、「作品の中で唯一の悪役というか、なんだろうな、敵対する役でもあるので、作品の重要なピースになれるように頑張れたらなと思います」とコメント。さらに、「作品の中だけはしっかり見て下さる皆さまに嫌われるぐらいの気持ちでお芝居できたらなと思っております」と意気込みを語った。
会見中、キャスト陣は互いのコメントに頷きあったり、笑顔を見せたりと終始和やかな雰囲気で進行。城田が後ろに立つ寺西に話し掛ける場面もあり、チームの温かさが伝わる会見となった。
会見には城田、寺西のほか、ヴィヴィアン役の星風まどか、田村芽実、そしてエリアンナ、石田ニコル、spi、福井晶一、演出・振付のジェリー・ミッチェル氏が登壇した。
「PRETTY WOMAN The Musical」は、1月22日(木)~2月8日(日)に東京・東急シアターオーブ、3月1日(日)~8日(日)に大阪・オリックス劇場にて上演される。


■「PRETTY WOMAN The Musical」のあらすじ
企業買収ビジネスで成功を収める実業家・エドワードは、仕事で滞在していたロサンゼルスで、ハリウッド大通りに立つ自由奔放な女性・ヴィヴィアンと偶然出会う。
日々の生活に追われながらも、自分の力で道を切り開いてきた彼女は、見る者の心を捕らえる存在感と、自然と引き寄せられるような魅力を備えていた。そんなヴィヴィアンに、軽妙なかけあいで心のガードを外されてしまうエドワード。一夜限りの関係と思われたが、共に過ごすうちにエドワードは彼女の飾らない無邪気さや、時折見せる芯のある姿に心を奪われていく。
そして翌朝、社交行事や取引先との会食を控えていたエドワードは、彼女に「期間限定のパートナー」として共に過ごすことを提案する。「取引」として始まったはずの関係は、やがて互いの心を溶かし合い、二人の物語を動かしていく…。

