
ドラマプレミア23「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系/TVerでも配信)の第2回が、1月19日に放送された。大河(赤楚衛二)とリン(カン・へウォン)は、一世一代の大河の告白により、晴れてカップルに。幸せムードいっぱいの一方、密かにリンを想っていた彼女の先輩・ジュンホ(ムン・ジフ)は失恋。ひとり飯をしながら泣きじゃくる彼に「いい人すぎる」「不憫だけどカワイイ」など、視聴者の“ジュンホ株”がグンと上がった(以下、ドラマのネタバレを含みます)。
■日本人男子×韓国女子のピュア・ラブストーリー
本作は、日本人の長谷大河と韓国人のリンが、文化や価値観の違いにとまどいながらも引かれ合い、やがて自分自身を見つめ直して前を向いていく姿を描くピュア・ラブストーリー。放送と同時に、Netflixでも世界独占見放題配信されている。
■誘ってこない大河に、リン「私、何かやらかした…?」
大河に付き添われて部屋の内見をしたリンは、自分が気付けない細かな点までチェックしてくれた彼に感謝したのはもちろんだが、それ以上に一緒に過ごせたことが嬉しかった。そんな気持ちを「すごく楽しかった」と伝えたつもりだったが、大河は「部屋探しってテンション上がりますよね」。リンは、これまでもけっこう“好きフラグ”を立てているが、自己肯定感の低い大河は、気付けない……。
いい雰囲気で過ごせたことで、リンは次の約束を期待したが、彼は「では、また…」と帰っていった。その夜、彼女は「私、何かやらかした…?」と、悩むのだった。行為があれば別れ際に次回の誘いをするもの―そう考えるリンは、奥手すぎる大河が理解できない。
リンから相談を受けるたび、親友のユンギョル(ソ・ヘウォン)は、「日本の男は、用が無いと連絡しない、極端に愛情表現が少ない」と諭しているが、リンは納得できずにいる。コンテンツバイヤーをしているユンギョルは、職業柄、数多く見ている日本の映画やドラマから「日本の作品の主人公は繊細で、結局考えすぎて恋が実らない話がやたら多い」と力説した。
大河は、まさにそんな「繊細」で「考えすぎ」の男だ。リンは留学生活を終える1年後には韓国に戻ってしまうし、将来の見えないフリーターの自分なんかに「好き」と言われてもきっと迷惑だろうし…と、勝手にネガティブになって、積極的になれない。そんな自分の態度がリンを悩ませているとは、夢にも思っていないのだ。

■水族館で初デート
だが、バイト先の常連客の乃愛(片岡凜)に背中を押され、彼は勇気を出してリンを水族館に誘った。彼からの誘いを待っていたリンは、もちろんOK。大河は初デートの為に、水族館のHPを調べ尽くし、完璧なプランを立てて臨んだが、ペンギンは外に出ていなくて見れない、アシカショーは中止、名物のソーダも売り切れ…と、呪われているかのようにことごとくアクシデントに見舞われて、計画は台無しに…。
残念続きになってしまったことを謝り、「人生で1回も計画通りにいったことがない」とヘコむ彼を、リンは「いっぱいプランを考えてくれて嬉しかった。途中から、次は何が起きるんだろう、って逆に楽しみになった」と慰めるが、彼の心は晴れなかった。
■大河、一世一代の告白
閉館時間になり、せめてリンが見たがっていたエイだけでも…と、エイの部屋へ走るが、閉めた後。だが、懇願する大河の切実さを感じた警備員の温情で、少しの時間だけ部屋に入れてもらえることになった。
念願のエイを嬉しそうに眺めるリンに、大河は意を決して告白。リンと居ると前を向ける気がするのだと言い、「リンさんのことが…好きです。付き合ってもらえませんか?」と、まっすぐ気持ちを伝えた。もちろん、リンは「はい」と答え、晴れて2人はカップルに。思わぬ急展開だ。

■大河を「カレシ」と紹介されたジュンホは…
幸せの絶頂の彼女は、この喜びを誰かに伝えたくて、韓国の大学時代の先輩で兄のように慕っているジュンホを「ビッグニュースがある」と、“田の実”に呼び出した。
ちなみに、リンはジュンホのことを「ジュノオッパ」と呼んでいるが、「オッパ」とは「お兄さん」で、そのままの意味もあるが、女性が親しい年上の男性を呼ぶ時にも使う。しかも、歳上の彼にタメ口で話していることから、かなり仲がいいことがうかがえる。韓国では、たとえ同い歳でも親しくなければ敬語が当たり前。タメ口でもいいか尋ね、相手がOKしてやっとフランクに話せるのだ。また、「ジュンホ(Junho)」が正式名だが、“連音化”が起きる為、ふだんの会話では「ジュノ」と発音することが多いのだ。
店に着くと、リンは大河の隣に立ち、ジュンホを紹介した後、大河の隣に行き、「私のカレシ、大河」と紹介。一瞬の間があったが、ジュンホは笑顔を崩さないまま、「優しそうだね」とコメント。そして突然「急に職場に戻らないといけなくて…」と言い出して、「ちゃんと紹介したかったのに…」と残念がる彼女に謝って、笑顔で帰っていった。
■ジュンホ、突然の大失恋
ジュンホは、その足で会社ではなく居酒屋へ。彼は、リンを密かに好きだったのだ。“いいお兄さん”をしている間に、大河に取られてしまった…。予想もしていなかった展開に大ショックで、人目もはばからず子供のように泣きじゃくりながらのひとり飯。そんな彼を見て近づいてきた客(実は、乃愛のヒモカレシの秋紀(福山翔大))が事情を聞いて、「奪っちゃえばいい」とけしかけたが、「それはダメだ。男として最低すぎる」と言って、さらに声をあげて泣いた。リンは、自分が残酷な仕打ちをしたことに全く気付いていないはずだ。それが、さらに哀しい…。
これまでのおだやかで優しいオトナのイメージから一変、えぐえぐと泣く彼に「ジュンホせんぱぁぁぁぁい!」「不憫だけど笑っちゃった」「いい人すぎる」「かわいすぎ」「応援したくなった」「飲みに付き合いたい」と、アツいコメントがSNSに溢れ返った。カン・ジュンホに幸あれ。心の底から願いたくなった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


