「日本人は損してるかも…」ハワイのホテルスタッフに聞いた“ホテルに愛されるお客様“の作法

「日本人は損してるかも…」ハワイのホテルスタッフに聞いた“ホテルに愛されるお客様“の作法

Tips② スタッフを「名前で呼ぶ」

 二つ目のポイントは、スタッフを名前で呼んでみることです。

 日本では、なかなか馴染みのない習慣かもしれませんが、欧米では名前で呼び合うコミュニケーションがごく一般的です。

 日本のお店では、スタッフを呼ぶときに「すみません」と声をかけることが多いですよね。その呼び方だと、どうしても「お客」と「店員」という役割の関係にとどまりやすくなります。

 一方で、ネームプレートを見て「Thank you, 〇〇」と名前を添えるだけで、相手の表情や距離感が驚くほど変わります。一気に、人と人としてのコミュニケーションに切り替わるのです。

 名前を呼ばれることで、「給仕する側」と「される側」という関係から、「ひとりの人間同士」という認識が生まれます。すると、その人のためにもう一歩動いてあげよう、という自然なモチベーションやオーナーシップも育っていきます。

 数泊するうちに、ホテルスタッフと挨拶をかわす仲にまで進展することは、実は難しいことではありません。ほんの一言ですが、ホテル滞在の空気を大きく変えてくれる、とてもシンプルで効果的なアクションです。

Tips③ コンシェルジュとつながる

 ※イメージです 三つ目のポイントは、コンシェルジュとの関係性です。

 多くのホテルにはコンシェルジュがいますよね。たとえば「おいしいパンケーキのお店を教えてください」と聞くことはできますが、それだけでは少しもったいない。今の時代、スマホで検索すれば、評価や口コミはいくらでも調べられます。

 コンシェルジュの最大の価値は、“情報”そのものではありません。街のレストランやアクティビティなどの現地で築いてきた”人とのつながり”こそが、彼らの一番の武器なのです。

 だからこそ、聞き方を少しだけ変えてみるのがおすすめです。

 たとえば、「あなたの“個人的な推し”のお店に行きたいので、予約をお願いできますか?」「あなたが一番好きなロコモコ屋さんって、どこですか?」ーーそんなふうに“その人自身”にフォーカスした聞き方をすると、対応の温度が変わってきます。

 実際に予約を取ってもらうと、コンシェルジュが「初めてハワイに来たお客様なので、よろしくお願いします」と、お店に一言添えてくれることもあります。そんな一言があるだけで、お店側の受け取り方も変わります。

 相手を信頼し、個人として向き合う。そうすることで、ガイドブックやSNSでは出会えない、その土地ならではの体験につながっていくのです。



配信元: 女子SPA!

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