
綾辻行人の代表作『館』シリーズの実写化第2弾となる、Huluオリジナル「時計館の殺人」が2月27日(金)より動画配信サービス・Huluにて独占配信をスタートする。そしてこの度、本作に出演する実力派キャストと本予告映像が公開された。また、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「よもすがら」がオープニング曲に決定。それに伴い、ボーカル・ACAねと綾辻からコメントが到着している。
■「十角館の殺人」のスタッフが再集結した『館』シリーズ実写化第2弾
綾辻の代表作である『館』シリーズは、1987年発行のデビュー作『十角館の殺人』からこれまでに9作の長編が発表され、全世界シリーズ累計発行部数800万部を突破。現代本格ミステリーシーンを牽引し、国内のみならず世界中のファンを魅了している。
『館』シリーズの第1作『十角館の殺人』は、長年“映像化不可能”とされてきたが、2024年3月、“あの1行の衝撃”を原作に忠実に実写化。2024年のHulu年間視聴ランキングの「Huluオリジナル部門」で堂々の1位を獲得し、「第40回ATP賞」のドラマ部門で奨励賞を受賞、「第29回アジア・テレビジョン・アワード」の「ドラマ・シリーズ部門」にノミネートされるなど、国内外で注目を集めている。
そして、『館』シリーズ実写化第2弾となる「時計館の殺人」が完成した。原作は、空前の大仕掛けと壮大なストーリーが綴られた上下巻にわたる同名長編小説となっている。『館』シリーズNo.1の呼び声も高い本格ミステリー小説を原作に忠実に映像化すべく、内片輝監督の元に「十角館の殺人」のスタッフが再集結。新たなメンバーも加わり、「十角館の殺人」を超える全8話・2部制の大スケールで、完全実写化に挑んだ。

■「時計館の殺人」あらすじ
物語の舞台は1989年、鎌倉の外れに立つ謎の館・時計館。角島・十角館の惨劇から3年、オカルト雑誌「CHAOS(ケイオス)」の新米編集者・江南孝明(奥智哉)は、同誌の副編集長やカメラマン、W**大学ミステリー研究会のメンバーらと一緒に、古峨精計社の前会長が建てた奇妙な館“時計館”を訪れる。目的は、自身が担当する「時計屋敷の亡霊に挑む」という特別企画の取材。“霊衣”と呼ばれる衣装に着替え、時計館の旧館に閉じこもり“交霊会”を開いたその夜、売り出し中の女性霊能者・光明寺美琴(向里祐香)が、忽然と姿を消す。
江南から事前に取材の話を聞いていた駆け出しの推理作家・鹿谷門実(青木崇高)は、あの天才建築家・中村青司が設計した“時計館”を一目見ようと、遅れてやってきたもう一人の学生とともに屋敷を訪れ、館の主人が遺した「沈黙の女神」の詩を手がかりに、十年前に起きた悲劇の真相を追うことに──。
その頃、密室と化した旧館内では、何者かによる人殺しが相次ぎ、参加者たちが惨劇に巻き込まれていく。次第に浮かび上がる十年前の不幸な出来事、犯人からの告発状…運命の歯車が、ついに動き出す。
■鈴木福、神野三鈴、矢島健一ら実力派俳優が集結
新本格ミステリーを牽引する綾辻の『館』シリーズ。緻密かつ精巧に紡がれた傑作長編『時計館の殺人』を原作に忠実に実写化すべく、名実ともに一流の俳優陣が集結した。
「CHAOS」の特別企画に参加しそびれたものの、鹿谷と出会い、ともに時計館を訪れることになるW**大学ミステリー研究会のメンバー・福西涼太役を鈴木福が務める。映画「ヒグマ!!」やドラマ「惡の華」では主演を務めるほか、情報番組「ZIP!」の木曜パーソナリティとして朝の顔の一面も持つ鈴木が、青木演じる鹿谷とともに、古峨家の周辺で起きた人死にの真相を探っていく。
さらに、時計館の“過去”と“今”を繋ぐ、豪華俳優陣も公開された。連続テレビ小説「あんぱん」や日曜劇場「アンチヒーロー」、映画「TOKYOタクシー」など注目作へ出演し、舞台で鍛えられた圧倒的な表現力で多彩な役柄を演じる神野三鈴が登場。
また、映画「孤狼の血」「首」など重厚な作品に数多く出演する名バイプレイヤーの矢島健一や、コミカルからシリアスな役柄まで演じわけ、映画「キングダム」、大河ドラマ「べらぼう」では人間味や哀愁を感じさせた六平直政、代表作『渡る世間は鬼ばかり』シリーズを筆頭に、『HERO』シリーズや映画「釣りバカ日誌」など、どんな役柄でも作品に溶け込む角野卓造、俳優や声優として幾多のキャリアを重ね、連続テレビ小説「ばけばけ」でも存在感と圧倒的演技力が光っている伊武雅刀、映画「国宝」をはじめ、2025年には映画3本・ドラマ3本に出演し、個性的キャラクターを演じる妙手・嶋田久作らが集結。ミステリー作品に欠くことのできない、怪しげかつ、重厚な顔ぶれが揃った。
また、鹿谷門実(島田潔)の兄で、大分県警捜査一課の刑事・島田修を演じる池田鉄洋、『館』シリーズの要、天才建築家・中村青司役の仲村トオルが、前作「十角館の殺人」に引き続き出演することが決定している。

■本予告映像公開&オープニング曲決定
2月27日(金)からの配信開始を間近に控え、オールキャストの発表とともに、本作「時計館の殺人」の本予告映像を公開。閉ざされた旧館で連続殺人に見舞われる参加者たち、その裏で鹿谷・福西が“時計館の謎”を追いかける――。
また、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「よもすがら」が、「時計館の殺人」オープニング曲に決定。YouTubeのチャンネル登録者数は330万人を超え、「ずとまよ」の愛称で若者を中心に人気を誇る彼らが、実写「時計館の殺人」の世界をミステリアスに彩る。
2020年にリリースされた同氏の代表曲の一つ「低血ボルト」は、前作「十角館の殺人」のテーマ曲に、そして今作のオープニング曲となる「よもすがら」は、監督・プロデューサーが作品のイメージを直接説明し、それを受け取ったソングライターのACAねが、自身の創作表現を交差させて制作した新曲となっている。
■ずっと真夜中でいいのに。・ACAね コメント
綾辻先生にはいつもずとまよを気にかけていただき、お世話になってます。前回「十角館の殺人」も凄まじく、館シリーズ第二弾も心待ちにしていました。そのような中で拝読してた「時計館の殺人」オープニング曲のお声がけ嬉しかったです。
心を魂を穏やかに鎮められる世界線はあるのか、嘘で取り繕われた慈愛の歪曲をキーに制作を進めていきました。時計館の配信今から楽しみにしてやみません。よたよたと、よもすがら廊下を歩きながら、聴いてもらうのもまた一興と思います。
■綾辻行人 コメント
近年ずっと注目しつづけているずっと真夜中でいいのに。の新曲がドラマ「時計館の殺人」のオープニング曲に――という展開は、じつに感慨深いことです。どんな作品ができてくるのだろう、と楽しみにしていたのですが、初めて「よもすがら」を聴いたときには思わず、「さすが……」と声がこぼれました。
ダークで蠱惑的な旋律に乗って次々に現われる、ずとまよならではの言葉たち。そこかしこが『時計館』の物語と響き合いながら、多くの別の物語を秘めているようでもあります。――さすが。
この曲が流れるドラマのオープニング映像も、文句なしの素晴らしさです。全8話を通してぜひ、オープニングをスキップせずにご覧ください。

