どんな効果がある?
マタタビとキャットニップはいずれも、猫の嗅覚を刺激して酔っているかのような興奮や多幸感を引き起こす植物です。与えた猫がにおいを嗅ぐと、その場にゴロンと転がる、体をこすりつける、鳴くといった反応が見られることがあります。
これらの反応は、脳内で幸せホルモンと呼ばれる物質の「βエンドルフィン」が分泌されるために起こるもので、ストレス発散や気分転換として役立つこともあります。
効果は一時的なもので、猫の性格や体質によって反応の出方が異なります。どちらが合うかは実際に様子を見ながら判断することが大切です。
マタタビとキャットニップの違いとは
マタタビとキャットニップは同じようなものだと感じる方も多いかと思いますが、主成分や効果の強さなどに違いがあります。
1.主成分の違い
マタタビの主成分は「マタタビラクトン」、キャットニップは「ネペタラクトン」です。どちらも嗅覚神経を刺激しますが、成分の違いにより脳への作用の仕方や反応の強さに差が出ます。マタタビは防虫効果もあり、天然の蚊よけとして有効な成分です。
2.反応する猫の割合
マタタビは約7~8割の猫が反応するとされ、比較的多くの猫に効果が期待できます。特に1歳を超えた成猫が反応しやすく、1歳未満の子猫やシニア猫、避妊・去勢済みの猫は反応が薄い傾向にあるとされています。
一方、キャットニップに反応する猫は5~7割程度で、遺伝によって反応の有無が異なります。生後3〜6ヶ月の猫が反応しやすいですが、遺伝的にまったく反応しない猫もいるのが特徴です。
3.興奮の出方の違い
マタタビもキャットニップも興奮状態を引き起こしますが、興奮の出方に違いがあります。マタタビは急激にテンションが上がり、激しく転げ回るなど強い反応が出やすい一方、キャットニップは個体差はありますが比較的興奮の出方が穏やかです。じゃれついたりその場に転がったりと、遊びの延長のような反応を示します。

