「言葉遊びだ」厳しい批判も… ネット上の反応は?
群馬県が不登校を「ユニパス(Unique Path)」と呼ぶことを義務化する方針を固めたというニュースが、ネット上で大きな議論を呼んでいます。ネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)する狙いですが、当事者家庭にとっての問題の本質は、呼び方よりも「どう向き合うか」にあるでしょう。今回は、話題の「ユニパス」に対するネット上の反応と、実際に親たちが実践した対策について紹介します。
「ユニパス」は「ユニーク(固有の)」と「パス(道)」を組み合わせた造語。学校に通わない選択をネガティブに捉えず、個々の道を歩むことを肯定する意図があります。
しかし、この発表に対しネット上では厳しい意見が目立ちます。「名前を変えても、いじめや支援不足といった本質的な問題は解決しない」「ただの言葉遊びで責任逃れでは」といった、現場の環境改善を優先すべきという声が圧倒的です。
一方で、「呼び方を変えることで意識が変わるきっかけになる」「多様な学び方を肯定する第一歩」と、社会の認識変化に期待する賛成意見も見られました。
名称がどう変わろうとも、子どもの行き渋りに悩む家庭の苦労はなくなりません。ここからは、実際に不登校(ユニパス)から通学を再開したきっかけや、親たちが取った具体的なアクションについての声を紹介します。
子どものためなら転職・引っ越しも辞さず
通学を再開するきっかけとしてよく挙げられるのが“転校”です。「親はいくらだって転職できるけど、子どもの人生はそのときに立て直してあげないと」「うちの子は大人数が苦手だったみたいで、田舎に引っ越ししてからは問題なく通えている」など、環境をがらりと変えることで状況が好転したという意見が寄せられていました。
意外に多かったのが、あえて口を出さず様子を見守るという選択。「無理に学校に行くよう勧めないでいたら自然と行くようになった」「小学校の雰囲気になじめなかったのかな。好きにさせてたら中学に上がったタイミングで自分から行くようになったよ」というように、保護者が無理に介入せず、子どもが自発的に通学を再開したという声が見られました。子どもを信じて見守ることが、かえってよい結果につながることもあるようです。

