急性前骨髄球性白血病(APL)は、成熟する前に骨髄で異常に増殖した白血球が血液中に放出される疾患です。日本でのAPLの生存率は、医療技術の進歩と治療法の改善により、年々向上しています。
本記事では、急性前骨髄球性白血病(APL)について以下の点を中心にご紹介します!
・急性前骨髄球性白血病(APL)の生存率
・急性前骨髄球性白血病(APL)の症状
・急性前骨髄球性白血病(APL)の治療法
急性前骨髄球性白血病(APL)について理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

監修医師:
山本 佳奈(ナビタスクリニック)
滋賀医科大学医学部卒業 / 南相馬市立総合病院や常磐病院(福島)を経て、ナビタスクリニック所属/ 専門は一般内科
急性前骨髄球性白血病について
急性前骨髄球性白血病(APL)は、遺伝子異常に基づく急性骨髄性白血病の一種で、PML-RARA融合遺伝子が形成されることが特徴です。
血球の分化が前骨髄球の段階で停止します。
主な治療法としては、全トランス型レチノイン酸による分化誘導療法が用いられています。
日本での治療成績は良好で、寛解導入率や無病生存率が高いのが特徴です。
急性前骨髄球性白血病の生存率
急性前骨髄球性白血病(APL)の生存率は、近年の治療法の進歩により向上しています。
日本で標準的に行われているJALSG APL204プロトコルに基づく治療により、5年生存率は90%前後に達しています。
かつては致死的な疾患とされたAPLは、治癒を目指せる疾患へと変わりました。

