犬が『分離不安症』になっているときの行動5選 主な症状や治療法まで解説

犬が『分離不安症』になっているときの行動5選 主な症状や治療法まで解説

飼い主にできる治療法と対策

お家でくつろぐ犬

愛犬の不安を解消するためには、日常生活の中で「離れても必ず戻ってくる」という安心感を積み重ねることが大切です。

「行ってきます」を特別にしない

飼い主が出かける際、過剰に声をかけたり撫でたりすると、犬は「今から特別なことが起きる」と察知して不安を高めてしまいます。出かけるときは何も言わずにすっと出て、帰宅時も犬が落ち着くまであえて無視するくらいの態度が効果的です。

また、鍵を持つ、コートを着るなどの「外出の合図」を、出かけないときにもわざと行うことで、犬の警戒心を解くことができます。

短時間の練習

いきなり数時間の留守番をさせるのではなく、まずは数秒から始めましょう。別の部屋に移動してすぐに戻る、という動作を繰り返し、「姿が見えなくなっても必ず戻る」というルールを教えます。落ち着いて待てたら褒めてあげましょう。

この練習を毎日コツコツ続けることで、犬は少しずつ一人でいる時間に慣れていき、数分、数十分と待てる時間を延ばしていくことができます。

安心できる場所作り

部屋の中で放し飼いにするよりも、屋根のあるクレートやケージを「自分だけの安心できる隠れ家」として整えてあげるのが有効です。

そこに行けば誰にも邪魔されず、安全であると認識させることで、留守番中の不安を和らげることができます。お気に入りの毛布や、飼い主の匂いがついた服を置いておくと、よりリラックスして過ごせるようになります。

知育玩具の活用

お留守番中に退屈させないことも重要です。中におやつを詰められる知育玩具(コングなど)を与えると、犬は必死におやつを取り出そうと集中します。

頭と口を使う作業は犬にとって程よい疲れを生み、不安を感じる暇をなくしてくれます。飼い主が家を出るタイミングで一番特別なおもちゃを与えるようにすれば、「お留守番=良いことがある」というポジティブな転換が期待できます。

専門家や獣医師に相談するタイミング

診察を受ける犬

飼い主が対策をしても改善が見られない場合や、愛犬が自分の体を傷つけて血が出ている、あるいは家の中を激しく破壊して怪我をする恐れがある場合は、迷わず獣医師に相談してください。重度の分離不安症は、トレーニングだけで治すのが難しいケースもあります。

動物病院では、心を落ち着かせるためのサプリメントや、一時的に不安を和らげるお薬を処方してくれることもあります。

お薬を使うのはかわいそうと感じるかもしれませんが、パニック状態を取り除いてあげることで、しつけやトレーニングがスムーズに進むようになります。また、プロのドッグトレーナーに相談し、客観的なアドバイスをもらうことも解決への近道です。

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