『愛犬の毛色が変わった』『子犬の頃と違う毛色になってきた』など、愛犬の毛色に変化を感じる飼い主さんもいるようです。なぜ、犬の毛色は濃くなったり、薄くなったり、違う色になったりするのでしょうか?
そこで今回は「犬の毛色が年齢で変化する理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬の毛色に変化があった場合、どのような原因が考えられますか?
A:犬の毛色の変化が起こる理由として、加齢による白髪の増加や遺伝的な要因で成長とともに色素が変化することが考えられます。また、犬の被毛は紫外線の影響で退色したり、栄養状態の変化が毛色や毛質に影響を与えることも考えられます。

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――犬の毛色に変化があった場合、病気の可能性などはありますか?
A:犬のホルモンバランスの乱れや内臓の疾患、皮膚の炎症などが原因で毛色が変わる可能性もあります。体の左右対称に毛色が変わったり毛が抜けたり、皮膚自体の色まで変化している場合は、一度動物病院の診察を受けておくことをおすすめします。

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――犬の体の一部分だけの毛色が変化する場合、どのような原因が考えられますか?
A:犬が足先などを舐め続けることで、唾液の成分により被毛が赤茶色に変色することがよくあります。また、過去に怪我や湿疹があった場所の毛が再生する際に、一時的に濃い色になるケースも考えられます。

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――愛犬をパピーでお迎えしたときから成犬期になる間に毛色が変わった気がします。これはなぜですか?
A:子犬から成犬になる間に毛色が変わる場合、成長に伴い毛質が産毛から成犬の毛に生え変わるため、本来の色がはっきり現れるからだと考えられます。プードルやシー・ズーなどは、生涯を通じて色が変化しやすい犬種として知られています。

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――犬の毛色の変化を予防することはできますか? また、変化した色がもとに戻ることはあるのでしょうか?
A:遺伝や加齢による犬の体の変化を止めることは難しいですが、良質な食事や紫外線対策で健康な被毛を保つことは可能です。栄養不足などが原因であれば、改善によって本来の色に戻ることも期待できるかもしれません。
犬の毛色は成長や加齢、遺伝、病気、体を舐めるクセ、皮膚や栄養の状態などさまざまな理由で変わることがあります。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
