朝6時完成、ママのラストスパート
作業は早朝まで続きます。朝4時になってもumeさんは黙々とミシンを動かし、ようやく衣装の大枠が完成。「4時にやっと土台が完成…さすがにひりつきました」と振り返るほどの集中力ですが針を止めることはありません。
朝5時にはふわふわとした装飾を縫い付け、さらに朝6時には帽子まで仕上げてついに衣装一式が完成。「銀河鉄道999」の世界観をぎゅっと閉じ込めたメーテル風の衣装は、トレードマークの帽子や、ドレスの質感まで丁寧に作り込まれ、母の目に映る“かわいいメーテル”がそこにいました。
限られた時間の中で一針一針を重ね、娘さんの晴れ舞台に間に合わせたumeさん。その手仕事からは「最高の舞台にしてあげたい」という母の深い思いが伝わってきます。
一番喜んでいたのは……
今の子どもたちにはあまりなじみがないかもしれない「銀河鉄道999」ですが、発表会でひときわ喜んでいたのは、リアルタイムで作品を楽しんでいたじいじだったそうです。
また、衣装に気付いたのはじいじだけでなく、同じ世代の人たちもいたとのこと。演奏と衣装が重なり、世代を越えて記憶に残る発表会になったのではないでしょうか。

