「俺がキレるのはお前のせい」優しかった彼のモラ発言に悩むシンママ|シンママの彼はモラ夫予備軍

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隆司の束縛はエスカレートし、「俺が嘘をついたのはえりかさんが悪い」と、自分の非をえりかに転嫁する。会社の同僚と話すだけで監視され、愛を試される日々。心配する友人の言葉に、えりかは笑顔がこわばっている自分に気づく。

全部私が悪いと責める彼

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隆司との関係は、徐々に私を息苦しくさせていった。最初のころは「私のことが大好きだから」という理由で納得しようとしていた彼の束縛は、次第に「私が悪い」という結論にすり替わっていった。

ある日のこと、隆司が私が待ち合わせに遅れたことに対して激怒したときがあった。そもそも待ち合わせの前にタツキを園に送る必要があり、時間が間に合わないかもしれないことは伝えていたのに、隆司が譲らなかった待ち合わせ時間だ。

「隆司くん、私、間に合わないかもしれないって言ったよね?そんなに怒られたら嫌になるよ」

そう伝えると、彼は急に真顔になり、私の目をまっすぐに見つめた。

「俺だって怒りたくないよ。えりかさんが俺をないがしろにするからキレるんだよ」

彼の言葉に、私は何も言い返せなかった。私がないがしろに?そんなことないのに。でも、言い返したらまた怒り出しそうで、私は何も言えなかった。

私の気持ちが無視される日々

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さらに、彼の行動はエスカレートしていった。子どもがいる場所や人前でイチャつこうとするようになった。私はそういう部分は子どもに見せたくないタイプで、タツキが「ママ、たかしくんとちゅーしてる!」と言うのを聞くのは、耐えられないことだった。

他にも、会社でちょっと同僚と話していただけでも、廊下で呼び止めて問い詰めてくる。

「えりかさん、さっき、何してたの?誰と話してたの?俺に隠し事してる?」

私の行動が分からないと、不安で仕方ないのだと彼は言うけれど、まるで監視されているようで息苦しい。そして、夜中になると、彼は突然、メッセージで私を追い詰めてくる。

「えりかさん、俺眠れないよ。なんでかわかる?昼間えりかさんが俺に…」

私が何気なく発した言葉や行動を、彼は深く掘り下げて「傷ついた」と訴え、反省を迫ってくる。まるで、私がすべて悪いような言い方で。

配信元: ママリ

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