放置子の無邪気さがストレス…“かわいそう”と“迷惑”の間で揺れる気持ち|“お兄ちゃん”は放置子

放置子の無邪気さがストレス…“かわいそう”と“迷惑”の間で揺れる気持ち|“お兄ちゃん”は放置子

何もできない自分にも腹が立つ

落ち込む

(かわいそうと思っているだけじゃ解決しないのに…)

私は自分にも腹が立ってきました。健也君をかわいそうだと同情する気持ちと、彼の行動に迷惑を被っているという気持ちが、頭の中でぐるぐると回るんです。どちらも本心だから、どうにもできない。彼は無邪気で、ただ誰かと遊びたいだけなのかもしれない。でも、その無邪気さが、私たちにストレスを与えている。

私は、プールの水をかき回す陽太の姿を見ながら、私は今後のことを考えていました。でも、親に直接言いに行く勇気は出ません。健也君と陽太はいずれ同じ小学校に通うことになるでしょう。そんなご近所さんである健也君の家の事情も考え方もわからない中、直接話に行って、トラブルになるのが怖かったのです。

あとがき:「侵された境界線」

プライベートな空間に踏み込まれたことで、春香さんの心は大きく波立ちます。純粋な善意だけでは解決できない問題に直面し、戸惑いが怒りへと変わっていく様子が痛いほど伝わってきます。健也君の無邪気さと、それによって引き起こされるストレスのギャップが、物語の緊張感を高めています。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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