不安を“受け入れる家庭”では、集中が保たれやすい
日常的に、
・不安を口にしても否定されない
・すぐに解決やアドバイスが飛んでこない
・「そう感じるのは自然だよ」と受け止めてもらえる
こうした関わりがある家庭では、子どもは不安を「出してもいいもの」として扱えるようになります。
すると不安は長く居座らず、自然に通り過ぎていきます。
不安は外に出した方が、頭の中に残りにくいのです。
そこで親がやるべきサポートは、不安を止めることではなく、長引かせない形で受け止めることです。
「そりゃ緊張するよね」
「それだけ真剣ってことだね」
そうした不安を「認める」声かけで十分です。
それだけで、子どもの頭の中では、
「この気持ちがあっても大丈夫」
「今、やるべきことに戻っていい」
という切り替えが起こります。
結果として、問題文を読み、条件を整理し、考えるためのワーキングメモリが、不安処理から解放されます。
これは本番当日だけでなく、模試・過去問・日々の学習すべてにおいて同様です。
親が過程で意識したい、不安への基本姿勢
本番に向けた過程で、親が一貫して持っておきたい姿勢はシンプルです。
・不安を否定しない
・不安を解決しようとしない
・不安の話を長引かせない
「受け止めて、次に進む」。この繰り返しが、子どもにとって集中に戻る練習になります。
そして本番当日も、もし不安がお子さんをおそってきても、それまでの過程の中で
「不安は出してもいい」
「出しても集中に戻れる」
という経験を積んできた子は、うまく不安を手放せるので、大きく崩れません。
ぜひこれからの残りの日々で、不安を受けとめるサポートをしてあげてください。
