「励まし」や「アドバイス」は不要だった。中学受験のプロが教える、本番で子どもが120%の力を出すための「親の引き算」

不安を“受け入れる家庭”では、集中が保たれやすい

日常的に、

・不安を口にしても否定されない
・すぐに解決やアドバイスが飛んでこない
・「そう感じるのは自然だよ」と受け止めてもらえる

こうした関わりがある家庭では、子どもは不安を「出してもいいもの」として扱えるようになります。

すると不安は長く居座らず、自然に通り過ぎていきます。

不安は外に出した方が、頭の中に残りにくいのです。

そこで親がやるべきサポートは、不安を止めることではなく、長引かせない形で受け止めることです。

「そりゃ緊張するよね」

「それだけ真剣ってことだね」

そうした不安を「認める」声かけで十分です。

それだけで、子どもの頭の中では、

「この気持ちがあっても大丈夫」

「今、やるべきことに戻っていい」

という切り替えが起こります。

結果として、問題文を読み、条件を整理し、考えるためのワーキングメモリが、不安処理から解放されます。

これは本番当日だけでなく、模試・過去問・日々の学習すべてにおいて同様です。

親が過程で意識したい、不安への基本姿勢

本番に向けた過程で、親が一貫して持っておきたい姿勢はシンプルです。

・不安を否定しない
・不安を解決しようとしない
・不安の話を長引かせない

「受け止めて、次に進む」。この繰り返しが、子どもにとって集中に戻る練習になります。

そして本番当日も、もし不安がお子さんをおそってきても、それまでの過程の中で

「不安は出してもいい」

「出しても集中に戻れる」

という経験を積んできた子は、うまく不安を手放せるので、大きく崩れません。

ぜひこれからの残りの日々で、不安を受けとめるサポートをしてあげてください。

配信元: マイナビ子育て

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