親友だったはずなのに、距離を感じる
「少しは休まないと」?真由は確かにボロボロでしたが、だからといって今やっていることが正当化されるわけじゃないと私は思いました。
「ごめん、嘘はつけない。協力できないよ」
「え……? 冷たいじゃん…私の幸せ、願ってくれてたんじゃないの?」
冷たく言い放たれた言葉に、めまいがしました。 私は彼女がモラ夫と別れて前向きに生きることを願っていました。でも、今の彼女は、ただ現実から逃げているだけ。 電話を切った後、私はしばらく震えが止まりませんでした。親友だったはずの人が、どんどん遠い、得体の知れない存在になっていく気がして。
私は、彼女と距離を置くべきなのかもしれない。そう考え始めていました―――。
あとがき:善意を裏切る「アリバイ」の代償
信頼していた親友から、不倫の「片棒」を担がされそうになる……。これほど突き放された気持ちになることはありません。真由の放つ言葉は、友情を盾にした甘えであり、奈美恵の誠実さを踏みにじる残酷な響きを持っています。
自分の幸せを願ってくれていたはずの相手を「敵」とみなしてしまう真由の視野の狭さが、不倫という閉ざされた世界の毒性を物語っているシーンとなりました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

