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「認知症」の約40%は予防できる可能性が? 改善可能なリスク要因を検証した結果を医師が解説

「認知症」の約40%は予防できる可能性が? 改善可能なリスク要因を検証した結果を医師が解説

研究内容への受け止めは?

編集部

東海大学医学部の研究員らが発表した内容への受け止めを教えてください。

勝木先生

本研究は、認知症のリスクに関わる要因のうち、日々の生活や医療で見直せるものが少なくないことを示しています。特に「聞こえにくさ」「運動不足」「LDLコレステロールを含む生活習慣病」は、早めに気づいて対策するほど、長い目でみた積み上げ効果が期待できます。

まず、会話が聞き取りにくい・テレビの音量が上がったと感じたら聴力検査を受け、必要に応じて補聴器や聴覚リハビリにつなげコミュニケーション維持ができるようにすること。運動は激しいものである必要はなく、歩く時間を増やすなど「続けられる形」を作ることが大切です。さらに健診でLDLや血圧、血糖が高めと言われた場合は、主治医と相談し、生活習慣の見直しと必要な治療で整えていきましょう。

認知症は進行すると元に戻すのが難しいことも多いため、症状が出てから慌てるのではなく、若い世代から“できること”を積み重ねる姿勢が重要です。将来のリスクを少しでも下げるために、家族ぐるみで健康につながる日常を続けることが近道だと思います。

編集部まとめ

東海大学医学部の研究グループは、日本のデータを用いて、認知症に関わる改善可能なリスク要因の影響を推定しました。結果として、認知症の約4割は予防の余地がある可能性が示されました。聞こえにくさの違和感を放置せず、体を動かす習慣と健康状態のチェックを意識しましょう。

配信元: Medical DOC

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